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TURBODECODER
2016.11.05
Turbodecoder HU64 メルセデスベンツ 2トラック用
HU64のTurbodecoderのビデオを作りました。
今年の春先の3月ころ発売になったので、弊社では壊れたBMW Fシリーズ用のTurbodecoderの修理を兼ねて6月に買いに行ってきました。
当然買うにあたって、使い方をレクチャーしてもらってきました。
基本的なことはあまり変わらないのですが、やはり個体差というのはあるのかな?
またセットアップの方法など若干の差異はありますね。
実は買って来たものは、使えていたのですが9月だかの作業で不手際を起こしトラブル。
お客さんのシリンダーに破片を残してしまう事故がありました。
今回はHU100R用の時と違い自分の不手際と思われ、修理にブルガリアへ送るのも何なので新しくした2台目です。
そして、ようやく中古のシリンダーも安く手に入ったのでビデオを作ってみました。
ベンツのシリンダー、意外と数が少なく高いのです。
自分が買ったのは6000円だったかな?できればトランクも欲しかったけど。。。
集中ドアロックで運転席のシリンダー開錠でトランクオープナーが使える車両もあります。
リアの背もたれがトランクスルーになってる車両もありますが、
まだまだ、ドアシリンダーの開錠をしても、ドアを開けるとセキュリティが作動しトランクオープナーが使えなくなる車両が大勢です。
以前はリアシートを外して、小さな隙間からトランク内の鍵を手繰り寄せたりしましたが、新しい車両はガソリンタンクが邪魔をしそれもできません。
またエアで作動していた車両も、トランクに向かうチューブを探してコンプレッサーで圧力を掛けてトランクを開ける手口もありましたが、やはり今は電気制御なので通じません。
結局はドアシリンダーを開錠した状態で鍵の段差を読み取り、キーブレードを作る以外は、ヤナセで鍵をユーザーが取り寄せるしかなかっただけに、私には最高の助っ人となった。
お問い合わせは弊社までお気軽にお問い合わせください。
くれぐれも模造品や類似品にはお気を付けください。
尚、弊社で販売分のTurbodecoderには日本語の取扱説明書をオリジナルで作成し、原則付属させています。しかし、2台目なので不要という方には説明書レスでの販売もしております(但しその際は操作に関するご質問にはお答えいたしかねます)。
またその他LuckyLocks関連の商品も輸入いたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2016.10.23
メルセデスベンツ プログラミングデバイス2010~2013
難攻不落と思っていたメルセデスベンツのプログラマー、あるんですね。
ベンツはローリングコードというメルセデスのホストコンピューターに接続しないとピンコードが取得できないものと思ってました。
そうなると正規修理工場のPC通じてじゃないと無理と諦めてたし、また周囲にもそのように説明してました。
でもやっぱりあるんだなあ。。。
昨年、レバノン人のフェイスブックで「とうとうベンツのプログラマーが完成した!」という投稿があり、それに対して各国から幾らでシェアするんだという質問が飛び交っていて、面白いことにこのレバノン人は一切回答してなかった。こうなってくると怪しい、そもそもベンツのプログラミングができるの?なんて思った。
そしたら取引先から新商品ということでメールが来てました。
具体的にどの車両に適応するとか値段は幾らかとかは書かれてません。
2010年から2013年の車両も全車に適応するのか、その辺も不明ですが、とりあえずご用命があれば・・・という趣旨だろう。
なかなか貧乏人にテストを現場で・・・とはいかない。
しかも2013年までの3年間のみの車両というのも厳しいなあ。
ただ取り寄せはできますので、興味のある方は引き合いください。
価格や納期を尋ねてみます。
2016.10.15
Turbodecoder開錠可能業者(新潟県) BMW、フォルクスワーゲン、AUDIなど
会社名を出して紹介する許可を得てませんでしたので、匿名で紹介。
新潟県でのBMW、およびフォルクスワーゲンやアウディ、ポルシェのインロックなどはTurbodecoderで開錠できる業者が登場!
お困りの際は弊社へご連絡いただければ、紹介いたします。
Turbodecoderはとにかく作業時間が短縮され、いたずらに作業車両に触れることなくシリンダーで開錠してしまいます。
他の業者でらしき物を持ってる方はいますが・・・さあ、使えるでしょうか?
Turbodecoder正規品を販売してるのは日本では弊社のみで、また技術移行も管理されてます。
Don't hook up imitations!
2016.10.15
お見事!Turbodecoderマイスター
先にTurbodecoderがようやく納品できたことは紹介したが、正直導入が上手くいくか心配であった。
私自身も初めて手にしたTurbodecoderは加減が分らず、結構注意された。
確か初回は開錠に成功できず、日本に持ち帰ってじっくりいじったと思った。
二回目の訪問はその場で与えられたシリンダーを開けたので、一度うまくいけば問題ないが、やはりそこまでのコツが分かるかが心配。
それをカバーするためにマニュアルを作ったつもりだが、果たして伝わるかどうか。。。
さて、納品されて2~3日してから買主よりメールをもらった。
開口・・・いや開メール一番「これ凄いです」という文字が飛び込んできた。
どうやら練習一発で成功したようだ。
これとは何を指すのか・・・きっとマニュアルだな。少ない文で的確に表現し・・・いや違う、やはり本体だろう。そして何より使う側の感性。
販売したものは、私が使うEvolutionモデルではなく後発のAdvancedモデル。
セットアップなどむしろ扱いにくさを感じたのだが、それを物ともしなかったようだ。
ただここで言えることは、これで第三者に販売しても、必要な情報は与えてるという証左だ。
ということで、今回の発注時に間違えて送られてきたHU92とHU66 1generationが各一台ずつ在庫して即納できます。
取扱に不安を覚えている方はこちらでフォローしますので、是非お問い合わせください。
HU92はBMWの平成10年あたりまでに製造されたEシリーズとミニクーパの現行車に適応。
特にZ4などのトランクインロックでドア開錠ではオープナーが作動しないオープンカーに威力を発揮します。
HU66 1generationはVAGグループでフォルクスワーゲンやアウディ、ポルシェなどのVAGグループでシリンダーのタンブラー配列が順列な物に適応します。
段差が出るのでシリンダーをバラすことなく鍵の作成も行えます。
是非この機会に。。。
2016.10.06
Turbodecoder販売第一号!
経費帳を見るたびに思い出す。
丁度一年前なんだなあ、・・・ヨーロッパ出張。
何の因果か1年後にようやく販売も第一号を出荷できた。
購入していただいたのはHU92用とHU66 2/6generation。
なんとか扱い方やコツを体得してくれて、現場で使っていただきたいもの。
そのアシストにならないかと、オリジナルのマニュアルを作ったが、一連の流れは書けてもなかなかコツとなると表現が難しい。
もしかしたら、作業してるうちにそんなことは分かっているかも知れないし、なんとも稚拙な物になってしまった。
確かに自分で購入し、練習シリンダーでのビデオを撮ってから問い合わせは結構あったが、いずれも問い合わせで終わっていた。
やはり価格なんだなあ。。。
ヨーロッパでは結構使ってる業者もあるようなのだが、EU圏内であれば逆に日本車は関税が掛かるから台数も少なく、Turbodecoderの稼働は多いのだろう。
日本だと、どうしても一部高級車となってしまうから・・・だが、逆に商機があると思うのだが。
何はともあれ納品できたようで、感無量。
さあ第二弾に期待したいところ。
一見流れてるビデオだと簡単に見えるが実は結構コツが必要だと思う。
それが証拠に他で仕入れた物は未だに在庫してるようだ。
展示して実践したようだが、なかなか上手くいかずに飽きられたのでは?
とりあえず、販売した分、預かり在庫分、自家使用分のいずれも現地を含めて作動させたので、何かとアドバイスはできるだろうと思っている。
さてさて、思い出話をするなら、やっぱり昨年の出張は思い出深い。
行く場所も会う人も初めましてだった。
報道で仕入れた情報と現実がミスマッチだったり・・・それでも思いきりは我ながら良かったと思う。
やはりあの時に思っていたのはBMWのFシリーズをなんとか対策したいであったし、LISHIでも工具を出していたがなぜか違う路線を進みたかった。
ご存じLISHIはシナ人が出してる工具で、最初は英国で作らせてパテント料をもらったかと思えば、もう一儲けしたいと自らも製造するあたり、どうしても個人的な考えで好きではなかった。
もちろん仕事では関係のないことなのだが、手持ちのLISHIを使う時にふと思い出してしまう。
でも、飛んだなあ。
ブルガリアに直行しないで、どうせだからとチェコに一旦行き、そこを基点にベルリン経由でブルガリアのソフィアへ。
ブルガリアでの足も無いし、情報がネットにもない。日本からの旅行者が少ないのだろうが、先方に迎えに来てもらって公共の交通機関は使わなかった。
タクシーは必ずボッタクリに会うというのでホテルも予約せず、空港泊で計画するなんて。
まあ、一晩徹夜しても翌晩爆睡すれば良いと思ってたから。そこでメインの仕事も終わるわけだし。
なんにしても懐かしい。。。また行きたいなあ。
2016.10.02
10月3日に入荷!(再)
販売分と自家用のTurbodecoderが10月3日に入荷する予定です。
実は、9月に注文を頂いた分を即オーダーしたらHU92とHU66 1geneが届いてしまったのです。
更に自家用で使っていて壊してしまったHU64も無く、何故かHU92がもう1台!
即、クレームを言ったら、翌月曜日には送ると連絡がきたのですが・・・なんとも。
1週間ほど待ち、出荷予定を聞いたら送ったよという連絡で、足元掴もうと伝票番号を教えてもらいDHLで確認しました。
まあ誤差の範囲であるかもしれないけど、やはりなんとももどかしい気分。
・・・で、いうの忘れたけど、もしかして又輸入消費税を払わされるの?
こればかりは相手の問題でなく、国との問題だが。
送り直しを指示した時にSAMPLEでと一言つけるのを忘れていた。
気を利かせてくれれば良いが、そもそも消費税など無い国なのでこちらの国情まで理解は難しいだろう。
9月に売り上げを立てたかったが、なんとか今度こそ請求書は送れるかな?
2016.09.18
Turbodecoderマニュアル作成中
受注に伴い書き掛けだったマニュアルのワードを引っ張り出して修正しています。
手順だけを書くことは至って簡単なんですが、やっぱここがツボというところはなかなか文字にするのは難しい。
当然個々人のクセや性格もあるし。
それでも、とりあえず形にしなくちゃ。。。で前に書いたものが殆ど手直しされちゃいました。
それでも、文章だけで綴るとなんとも単調で眠くなる。
読み返していると本当に寝てしまう。
なので編集作業中のパソコンの所に現物持って来て触りながらやってます。
一応一台ごとに特性はあるんですが、何せ基本動作が同じなので、書いてる方も重複するので退屈。
それでも、強調したい大事なことも書いてあるので門外秘で非売品です。
あくまで本体付属品であり、日本語限定。
ちなみに何度か言ってますが、本体に説明書はついていません。
原則、弊社からの購入の際のみ付属品で付けますが、考えてみたら今後更新して2台目が必要な方とか出るわけだし、マニュアル無しでもOKという方もいるので、そういう方の為にマニュアル無し条件での価格も決めました。
多少(かなり?)安い設定です。
でも読み返して、このペーパーで理解できるかは・・・難しいかな。
2016.09.12
Turbodecoder販売
この商品を見つけてかれこれ1年掛かったがようやく1件成約。
価格は仕入れ先のHPに出ちゃってるので素通し、銀行諸費用や消費税なども調べりゃ分かること。
ではどこで利益を出そうか・・・、真正直にやると取扱説明書を添付することで利益にするしかない。
実際に、取扱い方が分からなければ、まず使えないことは実証済み。ささやかながら、アドバイスが必要。
もちろん、そんなもの要らんという人は直接でもなんでも買えば良い。
為替については差損を打ってまで、やるメリットは無い。
ここは勘違いしないでほしい所だが、正直大した利益ではない。
よく円高セール何て言うが、10万円の買い物をしてレートが10円前後すると差損益は1万円。1円なら1000円なのだ。
ここのところユーロは安定しているが、動くときは日に3円動くこともあった。ブレグジット前はある意味でリスク含みだった。
そういう意味では買い手側にもベストプライスで契約できたと思っている。
さて、それでもなんとか利益を上積みしようと経費削減に走るのが営業マンの常。
国内の送金に比べてクソ高い海外送金をなんとか安い方法で・・・。
メインバンクの三菱東京UFJ銀行の取引支店は外為担当店なのだが、割安となるテレビ送金ができないので、お隣三島支店に行ってくれと。
それでも1000円安くなる程度なので焼け石に水だが、その努力こそが利益を生むのだ!
ところが、行ってみたものの、事前にネットサポートで情報をオンラインで入力し、HPコードというのを取得しないといけないのだが、行員の怠慢でそれを聞かずに・・・送金できず。そのまま三島支店に居ても窓口送金もできないので、取引店でやるしかない。
そのオンラインサポートに入力してまた三島に行くのも一案だが、燃料費から算出するとそれだけで足が出てしまう。
それなら値引きなしでも窓口手続きした方が賢明だ。
さて、海外送金でもう一つ方法を教わったのがバンクオブユニオンという送金業者がある。
ここではHISが扱っていて、以前ある人に海外送金は結構経費が掛かると行った時にそれを言われて「知っとるわい」と言ったが使ったことが無かったので、使ってみることにした。
とにかく手数料が安いそうだ。
ところが送金に当たって色々条件が出てくる。
まず個人名からの送金で受取も個人となる。
銀行振り込みでなく、受取人に通知が行ったら近くのバンクオブユニオンの窓口へ個人のID確認ができる状態で出向いて現金を受け取るというもの。
それだと商取引には向かない。
個人の送金には良いのだが、通帳に記帳されるわけでもない。
更に追い打ちを掛けたのが、手数料は確かに安いようだったが、両替えレートだ。
基本的に円送金で現地で外貨両替となるらしく、そのレートがかなり割高。
空港などで現金両替えより高いかもしれないのだ。
その日のユーロのレートは114円台後半だったがそこでのレートは125円台と言われた。
ここで先の話に戻るが、今回の取引で想定したレートが125円で計算していた。それを上回る時は価格改定を言っていたのだが、まさにそのラインだった。
ところが銀行は手数料は高いがレートは現行レートに1.5円をプラスしたもの。なので115円台での計算となり、最終的に窓口送金でもこちらの方が安く上がった。
一日掛かりであったが手続きが終わったのは3時を過ぎていた。(まあ銀行員と色々あったがご想像)
次回は更に‐1000円だな。
良い勉強になりました。
2016.09.05
本物のTurbodecoderはどれだ?②
私が今のTurbodecoderを購入する際に実はもう何社か画像上は同じ商品を扱ってる企業を見つけた。
価格は不思議と横並びで750ユーロ。
それは、レバノン・ブルガリア・ポーランドのHPである。
個人的に一番根拠は無いが信用できそうなイメージがポーランドであった。
実際に移民問題でもポーランド移民は手に職があり器用で移民先の職を奪うという一面もあるとか言われている。
レバノン・・・正直知識はない。
ブルガリア・・・ブルガリアヨーグルト???(笑)旧ソビエトの影響下の社会主義国。ブルガリアマフィア・・・そんな知識しかない。
そんな中でレバノンのこの業者のフェイスブックページを見つけた。
難解と言われたメルセデスベンツのプログラマーを開発したと書いてあり、各国の同業者かな?コメントが書かれてあった。そのプログラマーは幾らで売るのかというのが多数。しかし、回答している様子はないし、その他の過去のログでも一方的で双方のやり取りは見当たらない。
フェイスブックではやりとりしないってことなのか?
対してブルガリア、当時導入の必要性を感じていたHU92とHU100RのBMWのコンビ。2台購入を打診すれば値引きのプログラムがネット上にあった。
ちなみにこれはポーランドの業者にもなく1台幾らの提示のみ。
考えられることは二つ、商流は流れが上流になるほど価格の流動性がある。しかし、代理店制度を敷いていれば代理店保護のために上流は価格を崩さない。
ただこの商品に関してはそんなに大きなネットワーク網でも無さそうだし、・・・でブルガリアに白羽の矢を立ててみた。
やり取りの中で、当初8月~9月の訪問を予定していたが、いざチケット予約をしようと最終確認をしたら出張中と言われ、世間話のつもりで行先を聞いたらポーランド・・・と。そこで商品の流れを確認できた感じだ。まあその辺は確たる証拠というより、短期間とはいえ商社の経験で得た感覚なのかもしれない。
またレバノンの業者もブランチ網を見ると、地球をつつむ様に大きく、日本の近くはタイ、インドネシア、マレーシア、台湾・・・なぜか日本は無い。台湾を除けば結構イスラムで共通しそう。タイは仏教国ながらイスラムもきちんと生息している。
むしろパッとしないブルガリア。
メールでALOA(アメリカロックスミス協会)やELF(ヨーロッパロックスミス連盟)の会員であることを主張するだけ。
商品の流通規模など考えても決して大規模じゃないことは伺え、私はブルガリア行きのチケットを予約した。
実際製造現場を見てやはりその技術のオープン度から疑う余地は無かった。
全く不思議なものだ、自動車産業の無い国なのに。
確かに安い物が流通しているようだが、同じものとではない。
ましてや通販のようにお互いの顔が見えなければ信用などは必要ない。
何を選択するかは購入者次第だが、少なくともアフターフォローをするという業者を信頼することは理に適っていると思う。
2016.09.05
本物のTurbodecoderはどれだ?①
Turbodecoderの真贋については私も昨年散々迷い一つの結論を導いたつもりではあるが、その数式が正しいかは回答が無いのが現実。
なぜならTurbodecoderという言葉自体が登録商標ではなく、誰もが使えるようだ。
つまり、今私がここである工具を作ってそれがTurbodecoderと言えばそれは本物となる。
私が取り扱うずっと前に買ったよ・・・という人がいた。
まあ私は昨年この商品を見つけたに過ぎないし、今取引のある業者でもTurbodecoder自体は何年か前から製作しているから不思議な話ではない。
所有権が主張されてない無人島を見つけたわけでもなく、なんとも要らない冠詞を付けるのが好きなようで、なんともシナ人的な文法だなと思ったりもした。
実際に何度か開錠には成功したようだが、実践ではあまり使ってないのは外観を見れば分かる。
さて、私は私で積み上げて来た答えに矛盾があればひっくり返すのは厭わない性格だ。
その見せてもらった物と自分の物と比べて、まずはロゴが似てるが違う・・・まあテナントを取った他の製造業者が作ること自体は別に不思議ではない。
しかし、私が導入時に技術指導を受ける中で散々注意しろと言われたマークが無い。これが何物かは飯のタネでもあるので書かないが、無碍にできないものである。
ハンドルの形が互いに減るとかは大きな問題ではない。あとの構造は基本的に似ている。
これだとどっちがオリジナルでどちらがイミテーションかは必然的であろうが、動物的な勘でカバーすると言われれば私の物が後発の改良型とも言い切れなくはない。
ただ決定的な言動があった。
購入先がシナらしい・・・察するところネットサイトのアリババかな?
アリババって中華系企業を紹介しているサイトに過ぎない。少しナショナリズムに走るが間違っても日系企業に利するような内容はないと確信している。
そこで、ブルガリアから仕入れたという話らしいが、そもそもブルガリアってなぜ?
ブルガリアがどこにあって、どんな国なのか、そして主たる産業は???
・・・と中学生の地理の問題みたいだが、それを読み解けば工具がブルガリア製ということに疑問符がつくはず。
まず何よりブルガリアには自動車メーカーが無いのに、開錠工具を作るだろうか?・・・と私なら思うがこれは後述しよう。
そういう原産地証明をもらったのか記載があったのか知らないが認識だったようだ。
私ならここでその商品に背を向ける。
貿易には原産地証明が必要なのは国際的な決まり事だ。
しかし、中国製には安かろう悪かろうのレッテルが定評だ。それを隠すためかRPCという表記をしたものがある。
MADE IN RPC。。。さてどこか?と思いつい手を出してしまうがRepublic of Chinaのステルス略号らしい。
国際司法裁判所の裁定が紙切れなどと平気で言う国柄に原産地証明を偽造するなど嘘の範囲に入らない。
それだけの状況で手に取る物が決まりそうなものなんだが。。。。
2016.08.22
BMW320iカブリオレ トランクインロックTurbodecoder開錠(熱海市)
夏休み期間中なので少しブルジョアな車が普段は人影寂しい熱海にも押し寄せてくる。
別荘族の日常の買い物先と言えばマックスバリューかな?
都内ナンバーのBMWのカブリオレ、まず地元じゃ乗らないだろう。
そんな車のインロック。しかもキーはトランクだ。
ロックスミスとしては思わずニヤリとしてしまう。
BMWのZ4を思い出せば良い。あの車はオープンカーであるから、ドアを開錠してもキーが手元に無い限りトランクオープナーは作動しない構造になっている。
トランク専用のシリンダーを直にピッキングしなくてはならない。
さてこの320は・・・。
とりあえずトランクにシリンダーは無い。
オーナーさんが言うように、普段は集中ドアロックでドアが開けば全部開く・・・となるだろうか?
やはりここでもTurbodecoderの登場だ。
ドアを開錠すると、普段は気持ち良く聞こえる集中ドアロックの音が少し不満な音に聞こえた。
トランクのノブを引くと・・・開いた。
オーナーの言う通りであった。
今後このTurbodecoderでの開錠は料金面でロードサービスアシスタントと議論になるが、確実に開く方法でやっていくと現行の料金では少し物足りない。
そろそろ技術を買う時代にきてるのだが、どうもアイスタント業務の方はまだそこまで行ってないようで、同じ作業をやってナンボという感じなのだ。
そろそろTurbodecoderも導入して10ヶ月だなあ。
2016.08.15
BMW ミニクーパー Turbodecoder 開錠作業 (清水町)
保険会社の仕事でしたので全容が見えずに単にミニくーパーのインロックか何かと思い現場に行った。
実際は鍵の紛失らしく、弊社で鍵開け後にレッカーを手配してあったそうだ。
窓は半分開いている・・・もちろん手が入るほど。
しかし、手でドアハンドルを引いても開かないしロックボタンは押し込まれるタイプでつまめない。
ミニクーパーは割とピッキングで相性良く開けられていたのでビビるものではない・・・が暑さのせい?なんか開かないよ。
眩しくて鍵穴も覗けられずにいい加減に嫌になって来たところでTurbodecoder登場。
ところが、これも上手くいかず・・・締まる方向に回ったのだが開く方向に回らない。
久々に使ったのでやり方がまずかったか?
それでも、何回かやり直したら呆気なく開いた。
正直高い買い物であったが、買っておいて良かったと思った。
そこにお客さんが無くしたはずの鍵を見つけてきた。
この作業、なんだったの?
2016.07.19
メルセデスベンツ C200 トランクインロック Turbodecoder開錠(伊東市)
とうとう来た~!待ちに待ったベンツのトランクインロック。
ちょっと遠いから確実に開けなきゃならないけど。
ただ横浜のヤナセが助言をくれた。
なんでも「ドアを開ければ、隠れたところにトランク用の鍵穴がある」と???
要はドアの内側にトランク用のシリンダーがあるととらえた。。。車両は2008年なので、まあ勘違いしてるんでしょうね。
さて現場到着、Turbodecoderの出番だ!
ところが・・・ドアの開錠がなかなかできない。
何度かセットし直したが・・・30分?・・・う~んさすがにテンションかける指が痛くなってきた。
ここで、先ほどのヤナセのアドバイスを思い出した。そこまで言うならとりあえずドアを開けてみようとLISHIの開錠工具を使った。
悔しいことに割と簡単に開錠し、ヤナセに電話した。
どうも、トランクオープナーを勘違いしているようで、なんぼ押しても作動しないのだ(あたりまえだが)。
一応ヤナセの言う通りに一通りいじってみたがダメに決まっている。
もし、それで解決するなら私はブルガリアまでTurbodecoderを買いに行ったりしない。
仕方がない、気長にTurbodecoderでドア開錠をして段差を出そう。。。
しかし、2回ほど慎重にやったがダメ。
おかしいなあ・・・カツカツと言い始めたので合ってきていると思うのだが。
ただ、何度やっても同じような段差ができている。
もしかしたらと思ったか、とりあえずトランクのシリンダーにTurbodecoderを差し込んでみた。
ドアではハンドルの重さがなくなっていたが、トランクではもう少しポンプできそうな感触があり、少し回してみたら即シリンダーが回った。
とうとうトランク開錠をTurbodecoderで達成した。
もしかしたら、わざわざドアシリンダーでやらなくても、トランクシリンダーでの作業で開けられるかもしれない。
ただ隙間が狭いので、車体に当たらないようにしないと傷つけてしまう。
やっぱドアからやっていくのがセオリーかな。
トランクの開けた段差でドアが回るかは試していないが、快挙には違いない。
1時間半も掛かったが開かないよりはマシ。もっと早く試せば良かったかもしれないけど。。。。
2016.07.12
Turbodecoder 雑感
最近問い合わせないなあ、となると気になるのが他社での販売。
とりあえず知ってるところだと5月にCLCで展示販売してたようだけど、売れたのかなあ?
思い切って主催者に電話してみた。
実は自分が思ってた通りの満額回答、やっぱり。。。
なにがやっぱりかって、問い合わせは非常に多かったようだ。
しかし、受注には至らなかった様子。
やはり価格がネックなのだろう。
こればかりは仕入れのあることだから仕方がないが、
開けられる人も限られてるようだ。これじゃ売れないだろうなあ。
ってことで、早速手持ちのシリンダーで遊んでみた。
イタズラ半分で真正面からやるというより片手間的に動かしてみたが、シリンダーが回るのは既にビデオも作ってるので分かっている。
ただかかる時間が更に短かった。
以前は1分程度だが、今回はもっと短いと思う。
何が違うのか?ポンプする感覚かなあ・・・。
開くか開かないかじゃ買う方も高い買い物はしないだろう。
そこで、ウチでも取り扱いするので何か協力してやれることはないかと提案してみた。
聞けば仕入れ先もALOAだろうな、アメリカからと言っていたし、注文しても在庫なしで時間が掛かったそうだ。
具体的にいつ注文したのかは知らないが、私が問い合わせていたのが丁度昨年の今頃、でも私はご存じ直販ルートでさっさと在庫分を購入した。
また、ターボデコーダーは壊れる可能性があるから修理の対応も必要なことを伝えたが、結構驚いたようだ。
その時も一旦ALOAに送るのか分からないが中間に入れば入るほどややこしくなる。
恐らく興味を持ってる人は一通り問い合わせがあったのだろうか?
ただ金額や実績などで見合わせといったところか。。。
ついでにメルセデスベンツのターボデコーダーについても話したが、ベンツのトランクインロックはウチは対応できないが、全国的には鍵穴覗いて鍵を作っちゃう猛者が多いのかな?あまり大きな話題にならなかった。
でも私レベルのロックスミスは少なくないはずだ。
ベンツの2トラックでトランクインロックでお困りの方はターボデコーダーを活用した開け方があります。
これもビデオ作るようかな・・・。
2016.06.24
BMW 535i インロック開錠 (由比パーキングエリア)
とうとうTurbodecoderの真価が発揮された。
昨年購入したHU100R用のTurbodecoderがやっと日の目を見た。
更に先週の出張も見事に実ったと言える。
夜も更け、そろそろ風呂入って寝ようかと思った矢先にBMW535iのインロック開錠作業が入った。
ただ納得できないのが、二次対応なのだ。
先に行ってる業者が開けられない・・・だったら、そんな業者に回さず先にこっちへ聞いてくれれば良いのにと思わずにはいられない。
場所は東名高速道路の由比パーキングエリア下り線。
年式は2014年というので鍵穴が深いタイプだろう。
私も以前鍵穴の深くなったBMWを見て、これピックでまともにやったら厳しいなあという思いがあり、幸いブランクの間に作業が無かったから良かったけど。
一応LISHIからも出てるようだが果たして開くのかイマイチだったので差別化する意味でも昨年みつけたTurbodecoderは良い商品だった。
その後も2回ほど出番があったが、なかなか成功せずにいるうちに練習で破損したのは痛かったが、まさに月内(6月)に修理を終わらせたいという願いで急きょヨーロッパへの出張は結果として実りあるものであった。
それでもFシリーズの実車での成功例が無いのと、成功率が6割前後という言葉は引っかかっていた。
二次対応でもチャンスには違いない。。。
しかし、現場へ向かう途中にまた納得いかないことが・・・。
お客さんの方で、一時対応業者から次の弊社到着までの時間よりJAFの方が早いと手配してしまったのだ。
しかしJAFも対応が可能かは分からないので念のため向かった。
実際、既に現場ではJAFの作業員が作業を行っていた。
私の姿を見るなり
「鍵屋さん?鍵屋さんに対応してもらった方が良いかな?」
と苦戦が伺われた。その時点で状況は概ね理解できた。
しかし、相手も研修してきてプライドもあるだろうから、まずは先手を譲った。
10分~20分してひょこっと私の方に来た作業員、ようやく出番だ!
JAFとしても違う工具ということで気になるようだ。
しかし、1回目・・・やはり、まあ助走程度に、2回目・・・まだまだウォーミングアップ、3回目・・・う~ん、4回目・・・なかなか手強い・・・何回リセットしたのだろうか。
少し指の感覚がマヒしてた時、ようやく開錠成功した。
もちろん、導入後の実践では初の快挙だし、HU92や先日買ったばかりのHU64とはまた違った、ようやくという気持ちもあり爽快であった。
鍵業者やロードサービス関連業者には販売してますので、気になった方はメールでお問い合わせください。
先月、展示会で多分ALOAあたりから購入したと思われるTurbodecoderのHU100R用が売りに出されてたようだが、果たして売れたのでしょうか?
もっとも、技術指導なしにこれは使えないと思うけど。
弊社では日本語のマニュアルも随時作成してまいります。
ちなみに、直接輸入することも可能でしょうが、マニュアルなどは梱包されておらず機械だけですのでご注意ください。
またオリジナルである証拠にハンドル部分に名前がレーザーで刻印してあります。
無い物は・・・イミテーションと呼んで良いかも。(笑)