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2014.05.26

2014年 日産ラフェスタ インロック開錠

日産と言えば鍵は近年M396タイプが主流で、作るとなると例えば10年前の車でさえ、ちょっと面倒ということもあるが、開けるとなれば私は無難に開く。
ただ同業者でM396が苦手という話も聞いたことがある。
う~ん確かに少しコツがあるといえばあるような・・・確かセフィーロだったか?決まってその車種だけは開きづらかったような。
一度は開かずにロットでの開錠に頼ったことがあったが、テンションの加減を柔軟にして以後同型の車では開かないことはなかった。
他の車は年式に関係なくスムーズ、もしかしたらロットで開きにくいのがあるのかな?
トヨタでも不思議とそういうのがあったと記憶している。開きにくいのは決まった車種が開きにくい。

前にも書いたことがあるのだが、フェアレディZは悲しかった。
回転方向が従来の右ドア左回しでなく右ドア右回しになっていて、初めての時は難儀して諦めたことがあったが、2台目はちょっとコツをつかんでクリア。

そしてつい先日、車種は忘れたが2年くらい前の車、えっと・・・Xトレイルだったかな?やはりZと同じような右ドア右回しを採用していた。
日産のセオリーである右ドア左回しでピッキングしたら・・・あれあれ?っと施錠方向であったのだ。
これから右回しが増えるのかな?と思いきやラフェスタもそうであった。
やはり最初左回しでピッキングし、シリンダーが回ったのでお客さんに「開きましたよ」と言ってしまったのだが、開いてなかった。
もしやと右回しで再度やったら開いた。

開いてるから良いけど、右回しはちょっとやりにくいんだよなあ。

ちなみに一旦施錠方向に回してショットドライバーで反転する外車などでよくやる方法は日産には向かないようです。
過去に何台か施錠方向に回して開錠を試みたけど、全部止まっちゃいますね。
あれ、またピッキングしなくちゃいけないの?と思うので結構疲れます。
最近はやるだけ無駄を学習したのでやりません。。。時々忘れますが。

2014.05.16

トヨタヴィッツキー製作の5月12日の続編です

半分記憶から消えかけていたヴィッツ。
自動車ディーラーのサービスフロントからの電話で記憶が蘇った。

5月12日に書いた市内の年輩の方のヴィッツ、お客さんがイグニッションを回す力が無く最後はボロボロだったのだが、どうやらディーラーに泣きついたらしい。

鍵が回らない・・・と言ってたそうで渡された鍵がどうやら住宅の物らしい。
さすがに・・・何も言えない。
鍵を作成後はお客さん共々、左右のドアとハッチバックの開閉を確認してもらい、イグニッションも回したのだから。
更に夕方クレームで呼ばれた際も、イグニッションを手を添えて回してあげたのだし・・・今度は鍵が刺さらないと来たか・・・。

ドアが開けれれば右ドアのシリンダーを外してキーナンバーで純正キーを・・・と言うのだが、右ドアがまず開けられない。
私も左ドアのシリンダーを外して水穴から作ったのだから。

間違いなくお客さんは合った鍵を持っているが感情的になって捨てたのか?
「これがもらった鍵だ」
とガンとして引かないらしい。

ここまで来ちゃうと、お客さんとはいえ、困った老人だ。
イグニッションさえ回す腕力が無くて自動車の運転するのにふさわしい体力と言えるのだろうか?
更にクラッチも床まで踏み込めない脚力。
自己主張ばかりで協調性のない性格。
ここまで来ちゃうと交通社会に適しているとは思えない。

万が一の事故に巻き込まれたら、それこそ振り回されるだけでかなりの精神的なロスになる。
痴呆を自覚して自ら免許を返納してくれたら、事故率は目に見えて下がるのだろうけど・・・。

2014.05.16

ウェスト 戸先鎌錠キー製作 (沼津市)

すっかりお得意さんになってしまった市内の年輩の方。
最初は鎌錠の鎌が出た状態でドアを閉めたらそのまま施錠されたという事故で呼ばれたのが実に3回。
さすがに3回目は、開けてすぐに「はいさようなら」とせずに、修理をさせてもらった。
受け金具の位置がやや上気味のため、鎌が出てても勢いで締めれば施錠されてしまっていたようだ。
これを修正して、鎌が出てたら当たって閉まらないようにしたのだが、これはなかなか調子良かったらしい。。。そしたら鍵を失くしたって。

具合も悪いから交換して・・・って、でも在庫無いし、取り寄せてる間は鍵は掛けられないことになるので、鍵を作った。

振り返れば久しぶりかもしれない、鎌錠のキー製作。
ブランクキーはすぐに適合するのが見つかったのだが、ノックピンが抜けない。
いや抜けないというより、工具が悪いんだな。
最近あまりこの手の仕事が無いからしっかりつかんでくれるニッパーを置いてきてしまったのだ。それさえあれば・・・。

一旦事務所に戻って、シリンダーを分解した。
案の定、違うニッパーでノックピンは取れたのでやはり工具が悪かったようだ。
ウェストの3本ピンのシリンダー、改めて見ると貧弱なのだが、実はこれがシリンダー開錠がなかなかできないのだ。

鍵屋ながら最近やらない仕事に変な懐かしさを覚えながら、鍵を作って再びお客さん宅へ。
近所だったのでやるけど、やはり遠方出張だったら無駄足なことはやらないな。

2014.05.12

トヨタヴィッツ 紛失キー製作 (沼津市)

保険ロードサービスの事案でてっきりインロックだと思い込んで現場に向かった。
ただ運転席側のドアは垣根の植え込みにビッチリとくっつけられていて、大柄な体格の私にはドアシリンダーでの開錠は難儀だった。
助手席側からオープナーで開けてしまえばそんなに労力は掛らないのだが、不思議とピッキングで狭い中やってしまうあたりが職人なんですかね?

それでも難なく開けて伝票にサインをいただき帰ろうとしたら
「鍵が無いから来てもらったのよ~。開けるだけで呼んだんじゃない」
と、お客さん。
全く聞いてませんでした。。。でも鍵屋なので本務でもあり、幸いこの後に作業が続いてるわけでもないのでここからは有償で作業を請け負った。
もちろん保険ロード―サービスも適用外となる。

トヨタ車は通常右ドアのシリンダーにキーナンバーが刻印されており、その番号でカットをするのがセオリーなのだが、今回は右ドアは開けられない。
幸い年式も古いので左側にもシリンダーがある時代の車、キー番号こそは無いが、そこから作ることにした。

内装を外し、シリンダーを取るまでは順調に進んだのだがいざ鍵をカットする段階で・・・。
鍵の高さはシリンダー下部の水抜き穴から目視で覗いて段差を判定するのだが、なんと2番目にタンブラーが入ってない!
キーはM354なのだが、コードブックでは当然2番目にも高さが表記されている。
とりあえず、2番目を一番高い高さでカットし、他の1~8番までを仕上げた。

左ドア、当然OK、右ドアもOK,そしてイグニッションもOK・・・!!!!ナニ?

2番目はタンブラーが不要なのか、一番高い高さが正しいのか???

とにかく、全部が問題なく作動するので、追加料金をいただき、作業を完了した。
そこそこ無事に済み、なかなか気持ちの良い仕事のはずであったのだが・・・・。

 

その日の夕方、このお客さんからエンジンが掛らないと連絡が入った。
このヴィッツはマニュアル車なのですが、最近のマニュアル車はクラッチペダルを踏み込まないとエンジンが始動しないのです。
年輩の方だし、電話口でかなりパニックになってるので、再び現場へ。
案の定、クラッチを踏んでなかったのでしょうか、簡単に始動し帰ろうとしました。
とりあえずお客さんも自分でエンジンを始動すると言うので結果を見届けようとしたら、最初はクラッチペダルの踏み込みが甘いのかと思ったら、なんとイグニッションシリンダーを回せないのです。
失くす前の鍵がキーヘッドにプラスチックカバーがされた物で、今回使ったブランクキーよりヘッドが少し大きいのです。
たったそれだけですが、キーを回転させる力の掛り具合が異なり指先で回せないと今度は怒り始めました。
使ったブランクキーはヘッドも金属製のいわゆる一般的な合鍵で使われるブランクキーなので、無骨と言えば無骨なのです。
しかし、それだけでイグニッションをONからSTARTに回す際のスプリングの反発力に勝てないとは・・・。
あげくに「こんなキーはいらない、ちゃんとしたのを作って」と言われました。
お客さんに満足を与えてあげたいのですが、・・・さすがに落ち度無いんですよね。

更に罵詈雑言は続き「これじゃ事故起こしちゃう。」って、動かせないのに事故起こすわけないでしょ!
そして、今度はキーが抜けないと駄々っ子みたいに言うので見ればキーがOFFで止まっておりLOCKまで回してないので当然です。

「こんなんじゃ事故になるから怖くて使えない」

お~いキーのせいで事故になるのか!!!
 

「どうせあんたは事故はウチのせいじゃないとか責任逃れするんだろ!」

もう詐欺師扱いですね。というか事故はあくまで運転者の過失によって起こすもので、キーが回る回らないは関係ありません。
さすがに老人特有の感情的な表現で言葉が完全に通じなくなってきました。

さすがに、返品したいと言われてもはいそうですかとは言えない。ましてや何も落ち度がないのですから。
金を返せと言われてませんが、借りにいわれても返す筋合いではありません。
 

最後はお客さん、完全に切れてました。
「もう頼まない」
本望ではありませんが、キーを捻ることもできない老化した方では逆に言わせていただくと、車に乗る資格ありません。。。とはさすがに言えませんでしたが、本心です。

2014.05.12

ジャガーXJR インロック開錠 (富士宮市)

保険会社のロードサービス事案であったのですが、いつもならとにかく行ってくれというのに今日はなんだか予防線張って気分悪い入電した。

お客さんも疑心暗鬼でそれを電話オペレーターがそのまま受け止めてるからでしょう。
というのもジャガーに使われてるキーは棒状の物に突起が出ていてそれで、いわゆる鍵の高さを決めてるわけです。
普通?のタンブラーが上下に配置されたシリンダーとはちょっと趣が異なります。
そして、車体にも結構あちこちにセキュリティの小技が効いていたと思います。
いわばロードサービスからしたら腫れものなのです。
そんな経験があってかお客さんは予防線を引いたのでしょう。
まずジャガーのキーがBMWやベンツ、ましてや軽自動車とは違った特異な形状であること。
もちろんそんなことは承知してます。
お客さん自身はそこまで話して理解されたことに、既に安堵だったようです。。。おそらくオペレーターには通じなかったようです。
「開きますかね?」
と質問されましたが、今のところジャガーキーはフォードのモンデオ含めて失敗したことはまだありません。
台数自体が少ないせいもありますが、それでも全勝中には違いありません。
しかし、以前研修でイタズラしたジャガーのシリンダーでは全く感覚がつかめませんでした。

実際、下の冶具を使ってタンブラーを3段の角度で揃えるのですが、まずこの角度の境目にはノッチのような手ごたえはありません。
また教えてくれた先輩格の同業者にコツを聞きたかったのですが、そんなものは無いと冷たい言葉。
実際に無いと思います。。。タンブラーを動かす際にノッチも無ければテンションを掛けてるわけでもないので全くシリンダーがあと一息とかそういうジェスチャーを出さないのです。
言葉は悪いのですが適当にやったら開いちゃったという感じです。2014512203812.jpg

 

これが開錠冶具なのですが、キータグに書いてあるように左ドア用です。
ただ今思えば右回し???
経験上でジャガーキーは全車左に回して開錠してます。

タンブラーの枚数はジャガーが6枚でモンデオが4枚と思っていたのですが、今回のジャガーを触るとどうも奥側の2枚か3枚しか分かりません。
そして固定されたシリンダーを回す引っかかり、その手前となると全部右方向には固定されて左方向(施錠)のみ回ってくれます。

開け方はこの冶具を鍵穴に突っ込んで、先端から少し戻った出っ張りでタンブラーを回して合わせていくのです。
先にも書きましたが合った瞬間に何も感触はありません。

この日は約5分ほど掛りましたが、問題なく開錠。
勝率がまた一つ増えてやれやれです。

ちなみにこの冶具買う時に左ドア用と右ドア用があると聞いていたので両方注文したのが10年前、いまだに右ドア用は納品されてません。
それでも右・左両方とも難なく開いてます。
そして、注文を入れた業者・・・既に解散してます。
この冶具が最後とか言ってましたので、おそらくこの手の冶具はもう入手不可かもしれません。

 

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