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2013.08.02

エスティマ開錠 (富士市)

新幹線の車内から入電・・・珍しいことではありません。
到着まで1~2時間あるので逆に自動車のインロック対応の際にはありがたいです。
何せこの仕事していると、背後にいなければ対応できないような、「すぐに!」という言葉は決してこちらの方が珍しくないのです。
一般的に尋常じゃないと思われますが、現実にそうなんです。
市内であっても支度して、駐車場に行き、エンジン掛けるまでも5分は掛ります。
トイレなど用を足せばプラスアルファだし。

気持ちは分かるのですが背後霊じゃないものですから。

新富士駅前の大型駐車場で待ち合わせ。
こういう場所だと、駐車場のどの辺かで探すのに手間取りますが、入口はいったらすぐ見つかってラッキー。

実は何か時計を見誤って30分前に到着してしまいました。

さてエスティマ、年式を西暦で伝えられましたが、う~んどのタイプなんだろ???
熱中症のせいかちょっと頭痛もあり年式さかのぼるのが面倒くさく、現場で出たとこ勝負!!
エスティマはシリンダーが年式によって大きく4タイプあります。
初期型は鍵穴巾が2.7mmの物、そしてモデルチェンジ後に鍵穴が3mm巾の物。
その鍵穴が3mm巾の物でもハーフタンブラーを用いた初期タイプの8ピンという物と現行のトヨタ車でまだ使われている10ピンの物。
そして、現行の内溝4トラック。

それぞれ対応が微妙に違うのだがお客さんからしたら開けてくれればそれで良しだろう。

行楽帰りの家族連れの様子、母親について歩く子どもたちを見るとなんとも微笑ましい。
早く作業を終えて家路につかせてあげなくちゃ。
またよりによってこういうときは注目され、子供たちにとってはちょっとした社会勉強でもあるのです。
ただ楽した作業ができないのが辛いけど、ロックスミスの技術を見せつけなくては。

ピッキングを始め一息つくころ、集中ドアロックが作動する音がし開錠を告げました。

子供たちの安堵の声と後部座席を開けて「あった」と叫ぶ母親の声、苦笑しながら個人確認を行う父親。
日常によくある作業の一つでも、冥利に尽きる一瞬です。

依頼先のロードサービスアシスタント会社に作業の完了を車内から電話で報告。
先に帰路につこうとするお客さんは、乗り込む際にお礼を言い、また自動車を出して転回する際にまたお辞儀をして、駐車場を出る際に軽くクラクションを鳴らし謝意を告げて行きました。
帰路につく手前、自分ではどうすることもできないインロックは大きな壁であったことで、気持ちの中に障害を作っていたことでしょう。
何度も感謝を表すお客さんからそれは伝わりました。

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