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2024.01.24

マンション共用部(ゴミステーション)が開かない(沼津市)

夜になって、マンションに併設されてるゴミステーションの扉にさした鍵が抜けないというキー抜きの依頼。
最近のちょっと良い分譲マンションなどに敷地内の一画にゴミステーションが併設されており、そこの出入りが各部屋共通キーの逆マスターになってるのだ。
電話で状況を聞きながらも多分ミワのPRシリンダーかな?と思ったら案の定であった。
こんなゴミステーションまでPRシリンダーの2ロック。
想像してたのがドアノブ錠などで、ラッチ式かと思っていた。
そうであればラッチを上手く引っ込めないだろうかとか考えたが、2ロックとなると、デッドボルト式となる。

仮にドアが開いていれば80%解決、鍵は容易に抜くことができる。
しかし、施錠状態で鍵が抜けないとなると・・・しかも全く回るそぶりが無い。

本来ならシリンダーは諦めて壊してしまうパターン。
幸い上下2ロックの上側のみ施錠され下側は開錠となってる。
シリンダーを壊して個別のキーを生かすのが最善かな?

想像するにサイドバーが噛みこんでるのかな?

ただここで変に職人根性が起きてしまう。
夜も更けて遅いのに・・・幸い冬の夜の割に雨上がりなせいか寒くはない。
ここでメーカー使用厳禁なCRC556の登場。
キーとシリンダーの隙間から吹き入れる。なんとか浸透性を生かして届いてくれ!
しかしそうは簡単にはいかない。
なるべく浸透するようにキーを前後に抜き差しする方向に動かす。
1mm程度カタカタする程度だ。
隙間にドライバーなどを入れたテコを使おうにもその隙間ができるほどは動かない。
何分ほどやったのかな、カツンと感触があり、気持ち隙間ができたような?
細いマイナスドライバーの先端が入る程度の隙間ができた。
しかしテコを使えばキーに傷やささくれが起きるだろう。
最悪はキー自体を曲げてしまったり。折れるかもしれない。

ただチャンスは大きくなったので油マシマシ、シリンダーを各方向から叩いてみて続行すると間もなくしてキーが抜けた。
暫くは抜き差しに違和感があったが、更なる油マシマシ、しかも直に鍵穴に入れることができるようになったので、症状も改善され、シリンダーの回転、抜き差しとも問題ないレベル。

こうなるときちんと状況を把握したいが、やはり現状で管理会社に任せることに。
恐らくシリンダーに鉄粉やら埃やらが溜まってるんだろうなあ。
それを確認したいが、お客さん個人が負担することになるので、やはりこの先は管理会社へ。
彼らができるのもせいぜいシリンダー交換か、お抱えの鍵屋に見てもらうことだろうが、既に症状は改善されてるので果たして???

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