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2019.08.07
BMW 320i(2015年)インロック開錠(静岡県富士市)
BMWのインロック。
年式聞けば2015年なのでFシリーズかな。
Turbo decoderの段取りが浮かんだ。

Eシリーズの320はよくやったけどFシリーズの320は初めてかも。
5シリーズのように鍵穴は深くないのだがTurbo decoderで一発開錠だ!
・・・と思ったが、実は左手の親指に水膨れを作って負傷していた。
テンションが上手く掛からない感じがする。
そのせいか開錠が成功しない。
お客さんも何やら用事があるとかで、こちらも気が焦る。
リモコンキーはセンターコンソールにあるのが分かってる。
最悪は。。。と思いながらもTurbo decoderを諦めL型ピックに持ち替えた。
親指の水膨れが一段とひどくなり、手のひらでテンションを掛けていたからだ。
しかし、意外にもL型ピックで早々に開いた。

何はともあれ開いて良かった。
それにしても、Turbo decoderでダメだとL型ピックで上手くいくというパターンが幾例かあるな。
なんともいえないジンクス。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#インロック、#鍵が開かない、#ロードサービス、#Turbo decoder、#鍵のトラブル
2019.08.05
スズキ アドレス110 インロック開錠 (静岡県沼津市)
先日ビッグスクーターのメットインロックやったと思ったら今度は小型スクーター。
続くなあ。。。
そして、やっぱりノリ気になれない。
小型スクーターはリモコン式じゃないだろうけど、まず近年のスクーターはシート下に鍵穴が無くイグニッションで操作。イグニッションの鍵穴はいたずら防止で深くなってるからピッキングし難い。従って鍵を作って開けるしかない。ただ鍵を作るにも加齢と共に鍵穴を覗くのが辛い。
最近バイクの鍵の仕事が無く、道具も結構処分してしまったせいもあるが、加齢に加えて腰が重い。
とりあえず今回も保険会社のロードサービスなので行ってみた。
例によって日没後の作業。

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画像はイメージです。
現場の車両は鍵穴が見えるシャッターが開いた状態でした。
しかし、シートを開けるのはこのイグニッションシリンダーを左に水平に回せば良い。
幸い、そんなに鍵穴も深くなく、鍵穴の中のタンブラーも触ることができたのでイケるかな?
・・・と作業始めたものの、感触がイマイチなのと狭い駐輪場、隣に止められたCB400SFのエンジン熱が背中を熱してくれて結構熱い。
冷静を取り戻した時にハンドルロックが掛かっていたことに改めて気づかされた。
テンションを掛ける向きが逆!
一旦右に回してハンドルロックを解除してから又左に回さなくてはならないのだった。
幸い右へとシリンダーは即回り、ハンドルロックは即解除できた。
さて左へ。
角度変わるとやりにくくなるもので、右方向よりやや時間を要して左へ。
毎度の開く瞬間の気分はどんなものでも最高。
ちなみに、このバイクは京都ナンバーだったけどこれから京都へと帰るのかな?
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#鍵のトラブル、#メットインロック、#鍵開け、#ロードサービス
2019.08.05
スズキ スカイウェーブ400インロック開錠 (静岡県伊東市)
日も暮れてから、静岡県伊東市と東伊豆町のほぼ境にある日帰り温泉からの要請。
保険会社のロードサービスからの依頼だが、もしそうでなければカッタルイこと言っていたかも。
オートバイは鍵のタイプでも近年イグニッションシリンダーでエンジンのONーOFFや、ハンドルロック、スクーターなどはメットインスペースのロック解除を操作している。
そのイグニッション部分がスマートキータイプになった物をどうやって動かすの?
リモコンでもあれば簡単なのだが、そのリモコンをシート下に入れてしまったら・・・。
過去にホンダの250ccのスクーターで同じような事があった時に、少し動かしてブレーキをガツンと掛けてみたら、反応した事例がある。
メットインの中に特に荷物も無く、後側にあったキーホルダーが滑って前側に来た時に電波が届きイグニッションが反応したのだ。そんなラッキーなこともある。
比較的初期型のモデルならシート下に専用のキーシリンダーがあり作業性は良いのだが、リモコン式になってからはお手上げだ。どうしろって言うんだ?
って今までどうやっていたんだということになるが、一応何台かの解決した実績はある。

写真の通り、イグニッションはスマート式で認証されたリモコンが無いとツマミは動かない。
シートもこれで操作するのだ。
スカイウェーブはメーター下にあるカバーを外すとスピードメーターから見て7時の位置にエマージェンシー用のシリンダーがある。
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鍵は刺さった状態の画像だが、このシリンダーを回し、車両にあるボタンで所定の操作をするとソレノイドの解除ができるそうだが、暗証番号のようなもので、持ち主がしらなければ操作もしようがない。
更に言うとこのシリンダーは鍵無し状態をピッキングで回せたことがない。
無反応でまるでサイドバーのような感覚。
実際は分解したことが無いのでデータは無い。
一見お手上げのようだが、手はまだある!
非常にアナログだが座席横に隙間を作るとギリギリで手が入る。そこから掴んで出せば良い。
何とも強引に見えるがこれが一番理に適ってると思われる。
今回はツーリング途中で荷物もそこそこ入っていたが、持ち主が上着のポケットに入れたことを覚えていて、その上着を見えるとこまで引っ張り出しできたところでリモコンキーが反応した。
後談もあるのだが、とりあえずここまで。
この後、無事帰れたのではなく故障車としてレッカーでの搬送となってしまったのだ。
#静岡県の鍵屋、#沼津市の鍵屋、#伊豆の鍵屋、#メットインロック、#鍵のトラブル、#開錠作業
2019.07.29
トヨタ セコイア フューエルキャップ開錠(河津町)
セコイア・・・って知ってます?
もちろん知りませんでした。
てっきり新型車かと思ったら、以前からある車名で逆輸入車みたいです。

ご覧の通り左ハンドルで北米トヨタで作ってるようです。
写真はウィキペディアから初期のものを引っ張ってきましたが、最近の中古車だと価格も1000万円近い!
依頼となったのは2012年モデルでした。
燃料キャップの鍵を家に忘れて開けて欲しいという観光地ならではのトラブル。
家が近ければ取に帰れば良いのだが、伊豆に遊びにきているそうだ・・・と思ったが伊豆に向かってたらしい。
河津の動物園での待ち合わせとなったが、向かってるなら沼津で待ち合わせれば良かったのでは?
まあ、空車回送費用も大きな売上。
どうやら純正のフューエルキャップを鍵付きに交換したようだ。
通常ヒューエルリッドでロックされてるかは確認しなかったが、アメリカらしい?
フューエルキャップ中心のシリンダーをピックで開錠。
ここは難易度は低いが、以前ボルボのトラクターを作業したときは、燃料タンク上に化粧板をつけていたので手が入らず難儀したことがあった。
鍵を持ってキャップの鍵穴にいれることはなんとかできるようなスペースなので鍵穴も覗けないし手が自由に動くスペースがなかったのだ。
それに比べると拍子ぬけする作業かもしれない。
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2019.07.29
鍵折れ、異物抜き修理 (静岡県三島市)
え~っといつでしたっけ?
なんか以前電話をくれたお客さんらしいがこちらは記憶が無い。
その時に鍵が折れて鍵穴に残った状態での修理依頼をしようと価格を見積ったらしい。覚えてるような覚えがないような・・・とりあえず依頼となった。
現場を見てないで価格を提示すると、意外性で思わぬ高額になったりするのでお客さんからの申告を100%真に受けられないのだが。。。
行ってみれば鍵穴は異物が残ったまま回りかけているので鍵による施解錠ができない状態。

U5シリンダーかな?
この状態なら錠を外してシリンダーの裏側から押し出すのが早いな。

ただ異物抜きで終わりでは職人じゃないな。
鍵が折れるのは理由がある。
それを解明しないと。。。
実はシリンダーのカムとギアの回転に1コマ分のずれを感じた。
きちんとした動作なら特に問題ないのだが、急いでるときなど動きが中途半端な状態で鍵を抜き差ししようとすると認証後もクラッチ部分がきちんと入らないままシリンダーを回転させようとしてしまい、鍵に負担がかかっていく。
確かに鍵自体も手前側にカットの深い部分があり力が集まりがちな構造の部分もあるかもしれない。
ただその歯車を1コマだけずらそうとしたが、そこで構造は変えられなく元の状態のまま組み立てるしかなかった。
なんとか鍵にストレスが掛からないように他の部分の摩擦を減らしていくしかないかな。
それだけでもエラーを起こすことはなく作動は軽くなった。
納得いかないがまあいっか。
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