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ロックスミスブログ
2014.10.03
BMW X1 チャイルドインロック (伊豆市)
ここのところ失敗続きのBMWの開錠、まあそんな時は続くものでまたBMWの開錠依頼。
ただ失敗を恐れてる場合じゃないのは今回は車内に子供が残されてる状態。
しかし、現場まで1時間は掛る・・・保険ロードサービスのデスクにその旨を伝えたところ保留になった。
やがて、依頼者と思われる人から電話があった。
1時間も待てないということで自ら業者を探したのだろうが、既に時間は30分を過ぎている。
当然答えるにも今から1時間は変わらない・・・よって問い合わせのみとなった。
間もなくして、再び先のロードサービスデスクより電話で正式依頼となったのが最初の電話から45分後。
できる限りのことはやる。
とは言っても、緊急自動車ではないのでせいぜい有料道路を使って少しでも早く到着する努力しかない。
こういうときは慌てても事故を起こすだけ。
しかし、ほぼ定刻通りに現場についたら、既にドアが開いていた。
丁度作業を終えたばかりのようで、弊社より近所のJAFによってガラスを割ったそうだ。
そして、そこへもう1台JAFのサービスカーが来た。多分私と同じタイミングで出発したのではないだろうか?
ちなみに弊社はJAFのすぐそばで同じ町内なもので。
やむを得ない措置と判断したのだろうけど、もう少し結論出すまで方法はあったような気がする。
少なくとも弊社が出動まで45分が過ぎていたのだから、もしかしたらガラスを割らずに済んでいたかもしれない。
とりあえずBMWの傷はまだ引きずったまま。
2014.10.03
マンション玄関ドア破壊開錠 (沼津市)
久々の深夜作業であった。
帰宅したら鍵を出先に忘れたとの開錠依頼。
昨今のシリンダーはほぼピッキング不可能だろうが、築年数からサムターン回しで開けられそうだ。
実際現場でもその方法を選択するまで時間は掛らなかった。
しかし、開かない。。。。
開くはずなのに開かない。。。
先端のゴムが劣化したせいか?それとも右回しと間違えてるのか??
交換しても開かない。。。
こんな時に冶具の先端にCCDカメラが欲しいなあ。
今までは感触で大体分かったのだけど、やっぱり年のせいか鈍ったかな???
ただ、なんか普段とは違う違和感はあったのだ。
サムターン回し防止用の冶具を付けてないかな?・・・と疑心暗鬼に住人に尋ねても何もつけてないそうだ。
しかしなあ・・・サムターンに触れてるような感触じゃないんだよなあ。。。
さすがに、夜も2時、本来さっさと終わらせるつもりがもうこんな時間だが、ここでギブアップ。
実は作業しながら少し眠くなっていたので破錠しか選択肢無しと判断した。
社宅なので鍵が変わることを心配した住人だが、内筒を活かせる方法で破壊することにした・・・のだが時間も時間。
幸い沿線道路に頻繁にトラックが走り、結構建物に共鳴してうるさいのである意味チャンス。
ホルソーで穴を開けて開錠!
そうしたら、やはりサムターン回しを囲むようにプラスチック製のガードが装着されていた。
これでは外からどんなにやってもダメだ。。。しかし入居者も気がつかなかったとは・・・。
約束通り、内筒を新しいシリンダーに入れ替えて、鍵穴の変更はなしで作業完了。
もし入居者の情報が正確ならもっと早く床に付けたのに、帰社は3時だった。
2014.09.24
強制執行 (御殿場市)
この木、いくらの値段がついているかわかりますか?
強制執行で行った現場、そのアパート駐車場に1本の木があった。
太さから年輪を感じるのだが、それでもこの木を切れば駐車場が平らになって使い勝手が良くなりそうだし、もしかしたらもう1台収納できそう。
しかし、大家さんがガンとして切らないのだそうだ。
木には妖精が宿るというけど・・・。
さてこの木、実は500万円の提示があったそうだ。
ひえ~確かに大木だけど・・・と思えば材木屋からの提案らしい。
この真っ直ぐに伸びた幹に価値があるそうで、床板などで1枚ものの材木になるそうだ。
確かに継ぎ目も無く真っ直ぐに伸びている、それにしても500万円か・・・盗みたくても盗めないなあ。
2014.09.24
BMW525i インロック開錠・・・失敗 (熱海市)
不調のスパイラルから抜けられません。
BMW525i、この同型車は開けたことがあるのですが、今回は開きませんでした。
作業環境は悪くないのだが、・・・言い訳できないだけに意気消沈。
なぜこうも続くか・・・。
確かに比較的高年式ではあるが、2012年以降のモデルのように鍵穴が奥まってしまったわけではない。
まるでタンブラーに細工がされてしまったように、なかなかピッキングが上手くいかない。
専用工具を導入するしか手が無いのか?
ちなみに2012年モデルは当たったことがあり、かなりピッキングが難しい。
その時はラッキーにも鍵が運転席にあり、リモコンボタンを押すことができたのだ。
本当に付いていたが、何か持ってるのかな?と思うほどだ。
しかし、従来車でこうもピッキングが不発に終わると運もクソも無いね。
その晩、GMのサバーバンの開錠があったが、こちらは5秒と掛らなかった。
へこみますね。。。
2014.09.24
鍵が抜けない (三島市)
賃貸アパートのメンテナンス案件で鍵が抜けないとの一報であった。
行ってみたらこの状態。
中途半端な位置でキーが止まってしまっていた。
奥にも刺さらず、抜けもせず。
この状態で想像できることはいくつかある。
よくあるのが、ピンとキーの間の摩擦が強く、またピン自体も内筒との間に摩擦を持っていて押しても引いてもピンは上下動せずにキーが抜けなくなっていることだ。
他にはキー自体の切削面が荒く、ピンを噛みこんでしまったり、ピン側も内筒に傷がありピンの上下動が行われなかったりしたこともあった。
今回は、潤滑スプレーを吹いたら解決してしまったことから、何らかの摩擦と見るのが普通だ。
ただキーがコピーキーであったせいか、切削面は決して滑らかではなかった。
2014.09.17
競売物件の調査
競売物件の現況調査で住宅の開錠を行った。
この作業は公務に基づくのであまり具体的には書けないのだが。
玄関を開けてまず思った。
左右に所狭しと積まれたのが開き箱なのだ。そして足元にはペットボトルの開き容器や空き缶。
段ボールに目をやると、色々な商品名の物がある。
DVDレコーダやパラボラアンテナ、パソコンやその周辺機器。。。もちろん中身は空。
食品や飲み物もまとめ買いしたのだろう、開き箱からそれが伺える。
また開き箱に混じって何の物なのか機械類があったりする。
はっ切り言ってゴミ屋敷なのだ。
しかし、見ようによっては、宝の山でもある。
何せ有価値廃棄物が多いのだ。
段ボール、紙類、ペットボトル、金属類・・・分別したら資源の山。当然機械類の中にはリサイクルできるものもあるだろう。
更に言えば、まだ型の崩れてない開き箱にもし中身があれば、・・・というかどれだけ無駄使いしてるんだよ。
その金があれば競売に掛けられなかったような気がしないでもない。
それらが資産としてあれば・・・何百万とかになるかな?
あくまでたら・ればの空想の世界だが、今は主無き空き家だ。そして競売ではこれらは廃棄物で無価値。
処理業者もゴミとして捨てるだけ。
なんとなく、センチメンタルにふけってしまった仕事であった。
2014.09.17
フォルクスワーゲンPOLO シリンダー修理 (伊東市)
「鍵が抜けない」ということで、既にレッカーされた車の修理であった。
東京ナンバーの車で持ち主は既に自宅へ帰宅し、レッカー業者が預かっている車なのだ。そのまま修理工場に持っていけば良いのに、なぜか鍵の専門業者に見てもらいたいそうだ。確かにディーラーへ持ち込めば部品交換となってしまうでしょう。
写真を撮らなかったが、現車は窓が開いた状態で、そこはビニールが丁寧に掛けられ、鍵はドアシリンダーに刺さったまま。鍵の位置は45度で止まったまま。右にも左にも回らない。
私は当初、鍵が12時の位置に戻ってない状態で抜けないのか、それとも鍵とシリンダー内のタンブラーの摩擦が原因と簡単に思っていた。まあ、通常はそんなものだし。
ただ、既に回転している状態で、多少遊びで鍵は動く。従って鍵とシリンダーの相性としては間違って無い。
回転し始めて、何かの原因で引っかかってしまったようだ。
まずはシリンダーを外してみれば良い。
かつてワーゲンではゴルフのシリンダーを分解したことがあるので、情報が無くてもそんなに恐れるほどはなかった。
ただ・・・あれ?あの時はトルクスねじを外せば取れたと思うのだが・・・。
今回はダメ?内張り剥がす必要があるのかな?・・・しかし、窓が全開!これではガラスを外さねばならず、かなり想定外の作業がありそう。
工場内でもなく、青空作業でやってよいところなのか、分解するなら持ち主の了解も必要だろう。。。こりゃ、今日は状況判断でディーラー持込を宣告するだけかな?
とりあえず、ガタガタとドアハンドルをいじったら、外れた。
ハンドル本体を前側にスライドすることでASSYで車体から外れた。
まあ、ゴルフの作業はもう何年前なんだろうか・・・10年近いか?正直シリンダーの内筒とタンブラーとのにらめっこで鍵を作った記憶しかない。
ドアハンドルASSYを取り外しても、鍵は12時の位置に戻らない。
仮に、この戻らない原因が車体側のロッドか何かであれば、この取り外した時点でシリンダーは戻るはずなので、原因はこちらのシリンダー側となる。
キーシリンダーを外していくと、間もなく破片を見つけた。
ズバリ、これが原因。
これとは、内筒のリターンスプリングを引っかける爪の部分なのだが、そこが2か所折れていた。おそらく金属疲労だろう。
その破片は3mm程度の大きさだが、それが内筒と外筒の水抜き穴の間に落ち、引っかかってしまったようだ。これでは戻らないだろう。
破片を除去し、スプリングを外せば良いのだが、このスプリングはリターンの回転方向だけでなく、ストッパーを押さえつける役目もあり外すわけにはいかないようだ。外してしまうとストッパーが緩く、振動で自然と外れてしまう可能性がある。
しかし、カラーの爪が折れて、スプリングが収納できない。引っかからないため組立てができないのだ。コレ結構回転方向に力が掛っているのだ。
仕方が無く、スプリングを巻かずに押し込むだけで組み立ててみた。
すると、シリンダー後ろのカムにあたる部分が真っ直ぐにならず、車体に組み付けられないのだ。しかも、スプリングの先端が爪に引っかかるように外側に折ってある。それが引っかかるのだ。
やむを得ず、その部分を内側に折り曲げて組み立てた。
取付は完ぺき!
強いて言うなら、キーの施開錠の際に、ワーゲンらしいぐいっとした回転の重さが無いことだ。
一応この状態で車を取りに来て運転もできるので、あとは持ち主がこの感覚が嫌なら部品を交換すれば良い・・・が、ASSYなら交換するだろうが、内筒引き抜いて入れ替えをディーラーがやってくれるだろうかは分からない。
2014.09.11
河津町2往復 フォードマスタング+フォルクスワーゲンPOLO開錠
さすがに河津町二往復は結構疲れます。
やはりプチエコノミー症候群なのかもしれませんね。
1発目、午後一番でムスタングの開錠。
2014年車なのでバリバリ新車でした。
河津町でしたら、下田や南伊豆に比べたら距離は短いですし、まあ夏なら定番の場所なのです。
シリンダーも久々のフォードですが、ディスクタンブラーで感覚が少し違ったので、感覚をつかむまで少し時間が掛りましたが無事開錠。
エンジン掛けっぱなしとはいえ、なかなか放熱量のすごい車で周辺は暑かったです。
ノンビリと沼津へ戻り燃料を使い果たしたのでGSで給油してたらまた河津町の海岸でPOLOのインロック。
自宅に帰れず再び河津へ向かいました。
POLOも内溝になる前の車で鍵穴が90度横に向いたものです。
まあ、この車は今まで楽勝でした。よくゴルフで使われてたイメージでした。
ところが、日没と言う時間のせい?蚊が多いせい?・・・開かない。
うそ~まじ~???
開かないジンクスまだ引きずってるのか。。。
背に腹は変えられません、ロックボタンを直に引き上げて完了。
まあこの年式だから助けられました。これが新型だったら、そもそもロックボタンが押しこまれて収納されちゃうのでこの手は使えません。
結果オーライ。。。でも、20時帰宅・・・なんか疲れました。
2014.09.11
後付け社外セキュリティ?開かないぞトヨタ ハリアー (函南町)
鍵ありながら開かないというのと、バッテリージャンピングの依頼であった。
平成16年が初年度登録、決してバリバリの新車ではないので舐めていた。
鍵ありということだが、よくあるのはリモコンに収納されたエマージェンシーキーが取り出せなかったり、挿入しても奥まで入って無かったりすることが多いので、今回もそんなケースかと思われた。
しかし、実車はリモコンはキーヘッドにあるが、メカニカルキーでイグニッション他シリンダーを操作するタイプであった。早速ドアシリンダーに挿入したが、施錠側には回るが開錠側には完全に回らない。幸い助手席側にもシリンダーのある年式なのだがドアは左右とも同じ症状。トランクには残念ながらシリンダーの無い過渡期の車輛。
そうなるとピッキングがどうか言うレベルではなく機械的に開けなくてはならない。
ロッドを使ってドアハンドルを試したがダメ、ロックボタンを直に触れてみたがこれもダメ。
いずれも同年式どころか高年式車でもこれで開いているのだが、この車は開かない。。。
確か同じ症状だった車でポルシェがあった。
残念ながら窓を割っての対応となった記憶がある。
今回もお客さんは中古で買ったので改造履歴は分からないがセキュリティの可能性はある。
なにより電源が完全に喪失してるので、セキュリティ状態で施錠されたままという可能性がある。
いずれにしても、こちらで鍵レベルの開錠は行えないという判断を下した。
壊して作業するにはやはり工場に持ち込まないと。
お客さんにしても、たかがバッテリー上がりと軽くみたのだろうが、とんだ痛手となっただろうが、セキュリティってそんなもんなんです。
2014.09.04
はるばる来たぜ浜松~♪
今日の日はさよな~ら、もう会いたくねえ♪
なんとも続くときは続くものです。
朝一番でダイハツタントの開錠依頼で三島へ行ったものの、現場に着くなり「鍵がありました」って。
まあそういうこともありますが。
そして昼、まだ日差しの暑い中、フォルクスワーゲンPOLOのスペアタイヤ交換。
まあ、これは朝と同じ損保会社からでしたので、本業じゃない作業は朝の埋め合わせの意気が感じられたのだが、スペアタイヤはありますね?という問い合わせに「ある」という回答でしたが、いざトランクからスペアタイヤを出せば、なんか柔らかい。エア不足かな?と思えばタイヤサイドが破れていた、使用不可能。。。
これでは前輪持ちあえげてレッカーするしかないでしょ。それともタイヤ屋さんでスペアのみ交換するとか。
しかし、なんで破れたタイヤそのままにしておくかな。。。
一度あることは二度あるもの、今日はキャンセルの日だね。
そして二度あることは三度あるもの。
夕方入電したのは浜松市でケイデンシリンダーの開錠とシリンダー交換。
ちなみに浜松は同じ静岡県であるが、東と西とで経済圏も違います。
発注側もやむを得ずということなのでしょう、東名高速を使って西へと走りましたら132kmでした。
ちなみに東へ走れば余裕で東京に行けます。
静岡から東京へ作業に出るかい?
ところが、現場到着したところ、住人が不動産屋からスペアキーを借りてきたそうです。。。またまたキャンセル。
一応コールセンターに電話してわざわざ行かなくても対応の手段があったと文句の一つも言いたかったけど、キーを紛失してるのでシリンダー交換を依頼され派遣した大義を立てられてしまいました。
それでも出張費と高速代だけでも、価値あるのかな?という高い請求となりましたが。
さすがにキャンセル三連ちゃん、お祓いが必要かな?
そして番外編、帰路は高速代が出ないので一般道を走ったら、静清バイパスで全面通行止めの工事をやってやがった。
なんとも付いて無い気分にさせる迂回であった。
それにしても夜見る静岡駅前はでかいよなあ。。。沼津とは大違いだ。
2014.08.29
競売物件のマンション開錠 (熱海市)
ちょっと時事ネタが入ります。
外国人の土地所有問題が表面化するこの頃です。
特に、水源地や防衛関連施設の隣接地の原野や山林など、土地だけではあまり評価価値の低い物件は安く入手できてしまいます。
土地なんて何かに活用しなければ必要ないもの・・・というのが、普通の感覚なのですが、不動産バブルであったようにとりあえず入手し転売をする際に値上がり益をふんだくる儲け方があります。
特に事業計画などが分かればそこに引っかかるように土地を入手すればやがて事業開始時に土地を事業主から求められ、価格を吊り上げる交渉ができてしまいます。
もっとも、通常無価値に等しい先にあげた例の施設の隣接地などは、また違った意味を持ってるのでしょう。
こと居住物件も、特に台湾や中国系の人に投資熱があるようで、報道などではそんな不動産ツアーもあるとか。
昨今日本は経済を戻しつつあり、不動産にまた資金が流入することも予測できます。。。グローバルに儲ける人には場所など関係ないのでしょうが、どちらかと言えば保守の私にしたら、稼ぐなら自国でやれよと言いたいものです。
ましてや必要あっての不動産取得ではなく転売目的でしたら・・・これで価格が異常値になって正確な経済バロメーターにならなくなるわけだし。
今回のマンションも、現況調査時から依頼を受け、行けば毎度住人がいて鍵屋的にはキャンセル食らってる物件です。
そして、今回は現況調査後に競売となり、法的に落札した申立人によっての明け渡し催告。
例によってやっぱり今日も入居者がいました。でも既に居住権は失ってるわけで、強制退去となり、通常は1カ月の猶予期間を設けての最終退去断行となるのです。
そんなわけでして、今回の経費支払いは裁判所ではなく、申立人となるのですが、こうした法的催告だと法律に詳しい弁護士が代行するのですが今回は申立人と退去後の掃除でもするのか便利屋(名前通り)が来てました。結構珍しいケースでその申立人の支払いです。
そこで、話してみると・・・あれ?日本語に違和感。顔つきもなんとなく・・・、そして消費税率変更でいまだに釣り銭が用意しきれない私が悪いのですが、領収書不要で丁度の金額を提示されました。消費税を理解しないあたり、消費税の無い国なんでしょう。
さらにこの人、どこかで一度会ってるような・・・。
その時もこの市内のマンション物件でした。まだ落日の自民党政権下でしたから、もしかしたらこういう競売物件を安く買って転売している不動産業を日本で営んでる外国人なのかもしれません。ただ、どうしても国籍によっては転売先が気になってしまいますが・・・まあ集合住宅ですからね、恐らく自国民に対してのビジネスなのかもしれません。
ただ、不思議と中国系(もしかしたら台湾かも)以外の外国人の競売物件取得時の事件って遭遇したことはないです。
もっとも白人系が日本に不動産を取得して移住とかはあまり考えないのかもしれません。まず言葉の壁があるし、日常語より難しい法律用語があるのですから。
でも中国系なら漢字圏なので、アルファベット圏より入りやすいでしょう。
この先、こうした問題は良い方向に向かうのか?それとも一旦落ちるところまで落ちるのか?
競売物件、作業キャンセルのなりながらもふと考え込んでしまいました。
2014.08.29
フォルクスワーゲン POLO インロック開錠 (三島市)
平常運転!
まさにこの一言が言いたかったのです。
先週末のアウディ開錠の失敗がいまだに尾を引いてます。
一般キーでの開錠は順調ながらも、ようやくワーゲン系のインロックに遭遇しました。
年式差は新型とは10年ほどあるし、しかも大衆車POLOなので5ナンバーと同格ではありませんが、それでもアウディとは同じシリンダーです。
もちろん新型は分解してチェックしたことはないので明確に言えませんが明らかに開けにくくなってます。
三島市内のコンビニでインロック、さあ今回の命運は・・・とりあえずフィリップピックでシリンダー内のタンブラーを全部押し上げて落ちるうちにシャーラインが揃う方法を狙ってみましたが、こちらは運に見放されたようです。
シリンダーを覗けば、真黒・・・製造時のグリスがそのままで、埃などで汚れてしまっているようです。オーナーもリモコンキーで開け閉めしてるのでしょう。
潤滑スプレーで固まりかけてるグリスを柔らかくするものの、あまり良い感じじゃないです。
そして何より懐中電灯で中を照らして覗き見れば。。。曇り空だと言うのに回りが明る過ぎて何も見えません。まだ夏の光のまま。
もしかして今日も地獄の始まり?
とりあえずピックで手探り押し込んでみました。
開錠方向より今日は施錠方向の方が良い感じかな?・・・内筒の動きが手に感じられます。一通り押し込み、少し内筒を戻し再び回転を掛ければ施錠方向に回りました。
呆気なくといえば呆気なく・・・これで仕事も終わった同然。
あとは逆転させれば開錠です。
お客さんの「早っ!」という一言が予期せぬ作業時間だったのでしょう。
先日の癒しに多少なったかな???
そう思いたいもので、これぞ平常運転と言い切りたいです。
2014.08.27
日産 ティーダ インロック開錠 (新東名高速 沼津愛鷹PA)
昨夜のアウディはあまりに悪夢で睡眠不足による疲労だけではなく、心労を思い切り引きずっている。
そんな時に慰めとなったこの翌日の作業。
新東名高速のパーキングエリア内でのインロック。
8月も終盤となった日曜日の夕方の作業。
本線は交通量こそ多めだが、順調に流れていたがパーキングは満車状態。
とくにこの沼津愛鷹PAは駿河湾を望めらる眺望の良い高台で人気の休憩場所なのだ。
ここで夕食をしながらノンビリ眺めて・・・そんな行楽客が大挙して押し寄せるもので、パーキングの入口は行列ができる。
私は休憩で使ったことはないが、この付近は雲がよく掛り、また海からの風が直接当たる場所で、速度を出して通過する際はちょっと怖い場所なのだ。
夕刻のパーキング渋滞、トラブル車両を探すのがまず大変だし、場所を違えてしまうと出口の方へ流されてしまう。
ある程度場所の目星をつけなくては段取り良くとはいかない。
しかし、無慈悲に渋滞しても日本人社会をこんな場所で実感するとは。
駐車場所の手前でスペースが開くのを律義に待っているのだから通過しようとする自分にはイライラ。
ましてや、食事をする人も多いだろうになかなか回転率が上がらない。
依頼者からは、
「一番奥ではない、パーキングの二番目の列を右に入ってパン屋の前にある紫色の車」
と現場手前で携帯電話で確認した。しかし、パーキングの二番目の列となると一番奥となり、通過したが該当する車両は無かった。
再び列の最後尾に合流、こうなるとそもそも下り線か上り線の間違いだってありうるし、もっと言えば新東名高速か東名高速の愛鷹PAの間違いだってあっても不思議は無い。
ロードサービスの作業って時々そんなことだって起こるものなのです。
とりあえず、奥ではないという言葉を信じて一番手前の列に並んだ。。。。あった!
もちろん駐車スペースは無いので通路にハザードをつけて停車。
他の車輛が出庫する前に作業を終えたいもの、幸いなのが止まってる車輛の駐車時間がそれぞれ長いようで、通路の流れは意外に少ない。
ピッキング開始・・・日産なので時に手こずると意外と掛ってしまうこともある。ピッキングギブアップということだって過去にあった。ただ、そのギブアップ車輛も二度目に遭遇した時は10秒ほどのピッキングで開いた。なんとも気まぐれなもの・・・そして、今回も何秒掛っただろうか。作業代金を請求するのも申し訳ないかもしれない。
開けば即時撤収!
M396でアウディの内溝とは異なるものの、タンブラーの感触をとらえる左手はまだ鈍っちゃいないぜ!と言いたい。
ちなみに、その開かなかったアウディは選手交代し、別業者が間もなく開けてくれたそうです。。。やはり悔しい気分。
2014.08.24
アウディの悪夢 (熱海市)
8月の週末なのだが、天気のせいか?それとも景気のせいか?・・・最後の行楽に出かけるような例年の雰囲気は無く今日は仕事ないかな・・・と思ってた夜22時に入電。
場所は熱海の伊豆山、東京ナンバーなので現場はマンションでも別荘代わりかな?
ネットサーフィンでリラックスしてたし、今夜は涼しいから眠れそうと思ってる矢先なので少々気分的には内向きだった。
それが影響してかわからないが・・・開かなかった。
アウディはフォルクスワーゲンとキーシリンダーの構造は共通なので、割と好きな方だと思うのだが。これまでにギブアップしたアウディも遥か昔に1台あるだけ。
割と開錠確率は高いと思うが、もっとも台数は少ないかもしれない。
それでも、割とスパッと開いたり、開かずに苦労しても時間を掛ければ開いたりして、決して苦手意識は無い。
しかも、作業環境は夜なのでライトも見やすいし、直射日光も当然ない、涼しくて気持ち良い。
ただ風は強かったかな?・・・これ、1時間も当たってると実は結構寒かったりしたんですが。
ピッキングで開くはず・・・なのだが、ダメでした。
結構粘ったんですけど・・・作業開始が23時ころでした。それから、肩の痛みと集中力が途切れた午前2時まで・・・実に3時間やったのに。
お客さんに聞けば、以前も開けてもらったらしく、その時は15分で開いたとか。
悔しいから何とか開けたかったのですが、逆に気持ちを焦らせたか?それとも連日の寝不足が原因なのか・・・もう一息で開きそうな雰囲気になるのだが、最後が詰められない。
依頼元の会社に電話してピンチヒッターを頼んだのも迷惑な話だなあと自信喪失。
2014.08.20
トイレ開錠 (富士宮市)
「久しぶり」と開口一番の入電でした。
裁判所の強制執行案件なのですが、しばらくこの支部からの依頼がなかったんです。
気になっていたのですが、覚えてくれていて光栄でした。。。でも作業依頼がトイレ開錠。
え~玄関じゃないのお~?
競売物件で玄関は鍵が既に開けられているのですが、トイレだけが開かないそうなのです。
物件が物件なので、もしトイレで人が死んでたりすることもあるので調査をしたいと言うのです。
現地待ち合わせでトイレへ、レバー錠でしたが、確かにレバーを下げても開きません。
よくあるのが、内側からのロックで通常は外側にもエマージェンシー装置があり、針の穴程度の小穴やコインで回すなどの装置がありそれで解決するのですが、それではなさそうです。
表示を施錠(使用中)にすればレバーが固定されてしまうので、この錠部分は異常ないのです。
あとはラッチの損傷。
これはよくあるのですが、空錠のラッチが壊れてレバーに連動してデッドボルトが引っ込まないのです。
ただトイレは通常外開きなのですが、この家は内開き。
外開きだと、ラッチを押さえこんで開けられますが、内開きになると煙返しが邪魔をして冶具が入りません。
通常はラッチの損傷だと、ラッチ本体を壊して開けていきます(どうせ壊れてるので)。
ただ今回は・・・レバーを上に持ち上げたら開きました。
下側にするとダメなので、恐らくその爪部分が折れてたのかな?
トイレ内に人はいませんでしたが、けたたましく汚れてました。
もっとも人が死んでいれば腐敗臭も酷いですからね。