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2015.01.13

車の鍵の緊急トラブル

自動車インロック、スズキSX-4が裾野市のユーザー自宅にてあった。
車内に鍵があるのに突然閉まってしまったそうだ。

この車は今では結構普及したキーフリーエントリーで鍵を持って近づけば自動的にドアロックが解除される仕組みがついている。
施錠の際は鍵を持った運転者が車を離れるか、ドアのアウターハンドルについてる黒いボタンを押せば施錠される。

実はこの手の車にはよくあるトラブル。
キーがあると車が判断すればキーシリンダーに鍵を入れなくても開く便利さがあるのだが、逆に車が鍵はないと判断すると勝手に施錠をしてしまうのだ。

問題なのはどんな時に車が鍵がないと判断するかなのだが、これがユーザーには分かりにくい。
そもそも車が判断するなど思ってもいないだろう、日ごろそのシステムの便利さにあずかってるにも関わらず。

車はキーについている電波発信装置を認証することで、自分に合った鍵かどうかを判断している。
つまり認証状態にあれば車は鍵があるとみなし、勝手に施錠などはしない。
ただ厄介なのが、車内に鍵があっても、無いものとみなしてしまうことがあるのだ。
一番よくあるのが、セカンドバッグなどに鍵を入れてしまうこと。。。つまりバッグによって電波が届かなくなってしまい車は鍵を持った運転者が遠くに離れたと判断して、それならばセキュリティ上よろしくないと施錠をしてしまうのだ。
仮に鍵をバッグに入れて車外に出たというときなどはこれでインロックというトラブルになる。

バッグに入れなくても後部座席に置いて荷物を取りだそうとしたりしても、前側の座席の背もたれが電波を遮断することはよくある。
ことトランクとなると受信機までの距離も遠ざかりますます認証してくれなくなる。

あと一番厄介なのが助手席にそのまま鍵を置いてしまうことだ。
これが認証されるケースもあり、以前は大丈夫だったのに・・・というけ献上の判断で締め出されることがある。
 

その車の鍵から出された電波はどこで受信するかだが、車種によって差はあるが、多くは国産なら運転席の右膝上あたり。
つまりキーのある時代のイグニッションシリンダー付近なのだ。
それゆえ、助手席に鍵があっても電波が届かずに施錠されてしまうトラブルが起こるのだ。

現行の車はセキュリティ上からも鍵を車内に置きっぱなしであったり、イグニッションに刺しっぱなしである状態を良しとしていない。
基本的にキーは運転者が必ず携行するようにすれば、当然このトラブルは起きないのだが・・・なかなかうまくいかないのが世の常なのかもしれない。

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