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2020.03.18

三菱ふそう大型トラック燃料キャップ開錠 (静岡県沼津市)

夜になってからのガソリンスタンドからの依頼であった。
大型トラックの燃料キャップの鍵開けをして欲しいと言うのだ。その前にやたらと可能か念押しがあった。
燃料キャップは記憶の限りほぼ開いている。フォード、GM・・・トラック系は記憶がもうない。ただ少なくはない。
唯一ギブアップだったのがボルボのトラックであった。燃料キャップの鍵穴が覗き込めない構造に架装されていた。シリンダーは内溝であった。もし鍵があってもちょっと鍵を差しにくい位置になっていた。それだけは記憶に鮮明にある。
ただ今回は鍵穴の蓋にメルセデスのマークがついているそうだ。ちなみに車両は三菱である。
ダイムラーと資本提携していた頃の年式なんだろうか?

とりあえず時間も時間(23時頃)であり、大型トラックが燃料キャップをガソリンスタンドで開けられないということは長距離トラックなら死活問題だ。給油しなければ、どこかで止まってしまう。単にガス欠で燃料を持って来てもらっても・・・キャップが開かなければ壊すしかなくなる。
ごちゃごちゃ言っていたせいか気分は乗らないが引き受けた。

現場にはてっきり長距離トラックにとくあるロングシャーシの車両かと思えば深箱のダンプであった。ただナンバーは姫路ナンバー。出稼ぎなのか詳細は知らないが、リッター2km程度の大型トラックのエンジン、開けてやらねばならないな。

案内にあったように燃料キャップの蓋にはメルセデスのマーク。
想像通り燃料キャップの鍵を忘れてきていたようだ。ただどこかで開錠したのかここまでは給油をしながら乗ってきたわけだ。
恐らくガソリンスタンドの店員がうっかりきっちりキャップを閉めてしまい施錠されてしまったのだろう。私も知らなかったがこのメルセデスの燃料キャップは締め込むと自動的に施錠されるようだ。

ピッキングの感触は国産車に比べてかなり重い。タンブラーが強く戻されてしまいちょっと手こずったが何とかシリンダーが回った。
一旦確認のため燃料キャップを緩め、締め直そうとしたときに締め込むと施錠されると運転手に言われた。
シャーシもそんなに古くないので、燃料キャップだけ交換したのかな?
確かにこれなら開ける時だけ鍵を使い、閉める時は要らないから便利は便利。

作業代はガソリンスタンドが払ったのでやはりうっかり締め込んだんだろうなあ。
スキンヘッドでベランメエ調でピカピカに洗車された深ダンプの運転手、そりゃ強面だから、なんとかしなくちゃってなるな。
でも作業後の帰り際に運転手は缶コーヒーをご馳走してくれ「おおきに」と軽やかな口調で言った。姫路も「おおきに」って言うんだとそっちを思った。

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