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2020.03.18

キャンセル料は掛かります!

早朝5時50分の入電。
住宅開錠の依頼であった。
我々の商売は確かに時間を問わず問い合わせが来るし、それにそれだけ答えるかも課題である。
ただ正直コンビニ感覚と言うとコンビニに失礼だが、やはり未明・早朝に電話をしてくる人の感覚は理解できない。
弊社は契約先とは24時間対応で作業を行っているが一元さんは原則9時~18時、それ以降は割り増し料金で応相談。契約先でも夜間料金はいただいている。
さて今回も果たしてこの時間に電話を掛けてくることが正しいのか疑問だった。
それこそ数十万円の仕事であるなら寝ずに仕事もするだろうが、小学生のお年玉程度の金額ではモチベーションも沸かないのは正直なところ。
それに5時50分!断られても良いや・・・という気分。
命を左右する事件でも無い。単に鍵を無くしたという過失。
頭冷やしてください!というつもりで8時約束で受諾し、お客さんも了解した。

そして約束の8時、現場に行くと他の鍵業者が!・・・ダブルブッキングである。その業者は7時に来て待っていたと言うから、なんとも人が良い。

そして依頼主が登場したが、ダブルブッキングをしたという認識が無い。
「来るとき電話してくださいって言いましたよね」
って言われてないと言えば、頼んでないと言う始末。
作業は先に待っていた業者に譲るのでこちらはキャンセル料をいただいて帰ろうと思ったら、今度は待てと言う。先の業者ができなかった時の保険らしい。
ここまで来たら、まずは出動料はいただかないと引き下がれない。
実際、先の業者が開錠に成功して弊社はお役御免・・・で終わるわけにはいかない。
こちらも朝一番で出動したのだから経費はきっちり請求させてもらう。
それが納得いかない様子。
「どこにそんな案内がある?」
って作業料金もHPに記載はしてないがいただくものはいただく。
話が全くの屁理屈平行線で
「仕事に行きますから」
と言って一旦部屋に入ってしまった。参ったなあ、こういうのは本当にやったもん勝ちでこちらに担保するものが何にもない。
民事不介入ながら一応警察に通報しておいた。
パニックで片っ端から電話して、どこに頼んだか実際に分からなくなったとは言うが、それは理由にならない。迷惑行為として被害届が出せるなら出しておこう・・・という程度だったが、出かけに僕が目を合わせず電話をしていたのが効いたのか、車を降りてきて請求した金額を払った。
「面倒くせえから払いますよ。領収書と名刺をください」
それが捨て台詞で負け惜しみなんだと思うが、早朝に人を呼びつけ無料で済まそうという考えは益々商売する側のガードを厳しくするだけなんだけどな。


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