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2022.02.01

アウディ A4(2015年) インロック開錠(沼津市)

久々の車の仕事!と喜んだのだが、実は三番手だった。
某公益法人、同業者の後の出動。
つまりは先の二業者がギブアップしたので回ってきた仕事。
なんとも仕事が取れてないことに複雑な気持ちだ。
車はアウディだし、年式も2015年なのでVAG2、こりゃ久々のTurbodecoderだがイケルと踏んだ。

ところが、やってみたものの、どうもピンが固くなってこない。
感覚が鈍った?
とりあえず数回やってみたが、開錠にならず。
ちなみにテスターキーではVAG1を示す位置。アウディはよくあることだが一応VAG1でやってみたが明らかに感触が更に軽くVAG2であることは間違いない。
もっともVAG1なら先の二業者も開けられていただろう。

前の二業者が失敗したピッキングに切り替えようか?
アウディは鍵穴がホライゾンタイプでやり難いのだが、ここでサードの業者までギブアップしては・・・やれることはやってみよう。
まずはL型ピックでのピッキングの前にかなり以前買っておきながら、まだ一度も開錠に成功してないLISHIのピックを試してみた。
これは現行の2イン1の物でない初代の物。
あまり開かなかったし、そうこうしてるうちにTurbodecoder導入でそれが開錠の手段になってたし、何より開かなかったことがなかった。

ただ集中力とは不思議なもので、使い慣れてないはずの工具ながら指先に感触が伝わってくる。
朝一番の作業で空気が冷たく、いい加減身体が冷えてきていたにもかかわらず。
やがてシリンダーが回り開錠。

やれやれだ。現場到着から約30分も掛かってしまったが、お客さんはその前にから既に3時間待たされていたらしい。
3時間に比べたら30分、誤差の範囲と思ってくれたら良いが。

今回頑張ってくれた工具たち。
上からTurbodecoder VAG1,Turbodecoder VAG2 、そして上に載るのが今回の功労者LISHIのピックセット。

開錠方法に固定観念を持つと視野が狭くなるが、まさに今回それを垣間見た感じだ。
いつも選択肢を持ちどこからでも開くようにしておきたいものだ。

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