ブログ

2024.07.16

おっとTurbodecoderの出番が続く ジャガー開錠(下田市)

ありがたいことに弊社の真骨頂Turbodecoderの出番が続くなあ。
東伊豆で作業している最中に突然来たジャガーのインロック。
車名はわすれたけど2ドアのオープンカーで2015年登録だったはず。

東伊豆の現場からならそんなに遠くないのでこれまたありがたい。
夜の作業、せっかくここまで来たのだからもうひと稼ぎといったところか。
下田市の外浦海水浴場へ急ぐ。
途中、軽トラックの緊急走行中とすれ違う。
あれ?消防団かな・・・と想像。
近年、免許制度のお陰で若い子が消防団に入団してくれてもポンプ車の運転ができない。
ポンプ車は従来2t車をベースに架装するので総重量が5tになるため準中型免許を新たに取る必要がある。
30代以降で学生時代に免許を取れば過渡期の人などは5t未満になってるが若者は3t未満と箸にも棒にもかからない。ちなみにおじさん連中は8t未満と余裕なんだが。
相模原市などは実際に軽トラに小型ポンプを搭載してるので新免許制度でも大丈夫だが、ことらでは吐出量が・・・となる。特に山岳地域で水利から3台中継して放水などすると・・・。
案の定、白浜で災害現場を通過。
全国ニュースにもなった20代の中国人女性が流され3日後に80km先の千葉県沖で救助されたのだが、その時は救急車とパトカーにせいぜい水死体でも上がったのかと思っていた。

さて肝心の仕事。
災害現場をもう少し南下。
海を眺めようとエンジン掛けっぱなしで下車した途端自動施錠となったらしい、
シリンダーはHU101のはず・・・なんだが実は開錠がうまくいかず。
お客さんも待ってることだし、虫も飛んでるし、いいかげん疲れてたしで奥の手で開けた。
開け方は内緒だが短時間の作業でむしろ喜ばれたかも。

2024.07.15

久々にTurbodecoderで作業、BMW X1インロック(沼津市)

夜遅くなっての入電、河川沿いの工場の駐車場なのだが周囲は真っ暗。
BMW X1(2010年)のインロック。
BMWは2010年から従来のEシリーズからFシリーズにと変わりキーシリンダーもHU92からHU100Rへと変わっていったのだが、Xシリーズの部品はセダンと比べてワンテンポ遅れ、2010年ながらEシリーズなのである。

TurbodecoderとしてもHU92は久々、無事に開錠となるのだろうか。
HU92は時々曲者がある。
その時開かなかったのは自分の感情の問題なのか機械側なのかは分析できていない。

昼間は暑くても夜は湿気こそあるけどそれほどでもない。
ダメならじっくりやるか。
一応LISHIも用意してあるし(まだ一度も使って成功してないが)、1時間ピッキングに費やすのも久々に良いかも。
ところが、そんな緊張が手伝ってか、1発で開錠成功してしまった。

ダイヤルをパンプしていくと右テンションはしっかり重みがあるのだが、左テンションにすると途端にグニャリ感となる。
こりゃまたダメかなと思い、気分を変えるつもりで一度シャッターを閉じてまた開けてパンプすれば左右テンションともしっかりと重さが伝わりやがて開錠となった。
この辺のコツはなかなか伝えるのは難しい。
時々Turbodecoder購入したお客さんから問い合わせがあってもなかなか答えきれない部分だ。
当然これで解決する場合もあれば、ダメな時もある。
開錠工具の難しいところかな。

2024.07.12

鍵が開き難い(沼津市)

多分20年以上前になる。法律事務所の入口の電気錠が具合が悪く一式交換させてもらった。
暫くご無沙汰だったせいか名前をすっかり忘れていた。
法律事務所とはいえ、分野があるのだろう。
弊社で臨場する強制執行の案件はやってないのかも。

電話では開き難いのでシリンダーを交換して欲しいという依頼であった。
もちろん現場に行くまで以前交換した法律事務所とは思わなかったし、二つある入口の交換した方ではない入口だったのでなかなか想像力も働かず、とりあえず現場を見に行くということにした。

行けばシリンダーはU9で毎度よくある症状。
時々開けるのに苦労するとのこと。
そこまで言われれば想像がつく。
黙って交換しても良いのだろうが、子鍵の監理などもあるだろうから修理を提案した。

やはり内筒には汚れが溜まり外筒にまで落ちている。
分解洗浄すれば元の調子は戻った。
以前より軽くなったと言われ当たり前なんだが最高の誉め言葉なのだ。

2024.06.25

強制執行現況調査 鍵の開錠 (沼津市)

作業自体はなんのことはない。
裁判所の現況調査のため空き家の開錠。
この作業は執行官と一緒に不動産鑑定士が臨場する。
なんらかの滞納で民事案件となるものの債務者がおらず、競売にかけようにも資産価値が算定できない時に呼ばれる。
闇雲に差し押さえるというわけにもいかず、競売時には算定によって入札の開始価格になるのでは?
もちろん私自身は競売をしたことがないので詳しくはないし、参加してたらインサイダーになるとか聞いた記憶がある。
ただ競売物件は現状渡しにしてもかなり安く入手できることは周知のこと。
不動産業者さえも参加するほどなのだから。


つる草の絡まる1戸建て、なんと玄関横に目を凝らせば。
足長バチと思われる働きバチ2匹ほど出入りしていた。
結構大型の蜂に見えたので一瞬ひるんだが攻撃性は無いあたりスズメバチじゃないと思われる。
ただ刺されたら確実に痛いな。
この夏、どこまで巣が大きくなるのかは分からないが、鑑定結果が出て競売を落札したあと購入者は・・・と考えてしまった。
とりあえずはす向かいの家の人がいたのでハチの巣があることを教えておいた。

2024.06.21

今年は本当に多い自殺現場

今年は本当に多い。
偶然直面してるだけなのかは分からない。
これまで年に1回か2回は遭遇した死体の現場。

いつもは業者ブログとして鍵の種類や開錠の仕事を記事にしているが、今回は世情を書きたい。

先日も自殺現場に遭遇。つい先週は既に腐敗臭のする死体現場だったが、今回はまさか自殺してるとはという現場だった。
ただ亡くなってる人は共通して50代の自営業者。
強制執行で発見されるケースだと資金繰りの悪化だろう。
昨年末から顕著に多く感じている。

資金繰りの悪化するケースだと放漫経営を考えがちだが、最近はそうではない。
むしろ几帳面にきちんと経営していても政治の波に飲み込まれている気がしてならない。
経済紙を読めば毎度書いてある移民流入問題、上がらない賃金、円安による資材高騰。
これらが騒がない静かな日本人を確実に殺していっている。

安価な労働力を入れれば当然日本人の賃金は上がらないどころか、最悪なことは置き替えられてしまう。
労働条件の面倒くさい日本人より、使い捨てのつもりの途上国移民の方が言葉が通じなくてもマニュアル化された作業なら使いやすい。

彼らは日本人の賃金を押し下げる。それは雇われる従業員だけでなく下請けにも波及するだけに自営業者もその余波を食らう。

更に安く仕入れられてた資材、そこにデフレ下で合わせられた単価で請け負わされると、昨今の円安による資材高騰をまともにくらうと資金ショートを起こす。

私も損保の下請けなどでロードサービスなどをやっているが、全く作業単価は上がらないどころか、手間ばかりが増え、更には自動車という資産に思い入れの強い人も多く面倒くさい。
また何よりセキュリティはどんどん向上し、5年前の技術では当然今の仕事をしてられない。それに5年もすれば車はモデルチェンジをして部品も変わってしまう。

掘り下げずに羅列しただけだがそれだけでも、現政府の無策ぶりが伺える。
確かに円安は輸出業者には追い風となるし、輸出が増えれば10%まで上がった税率のお陰で輸出還付金をがっぽりいただける。
弊社は逆に輸入販売しているTurbodecoderなどは売るに売れない。
日本円での価格設定が1ユーロ135円なのだ。今や1ユーロが170円。
待てば是正される物もあるが、移民などは政策として確実にやってるので簡単には終わらない。
まだまだこれからもこうした現場を見ることになる気がしてならない。
縁起悪いと思われるだろうけど、現実問題でもありシェアしていきたい。

カレンダー

«1月»
   1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

ブログ内検索

出動

エリア

静岡県/東部全域・中部・伊豆半島・富士山

神奈川県/箱根・西湘・足柄

山梨県/富士五湖

Tel:0120-550-227
オフィス雅

株式会社 Office雅  静岡県沼津市若葉町7-6  TEL:055-925-6605