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2022.11.02
鍵が壊れて開かない(沼津市)
朝6時半の入電。
もちろん寝てました。
店舗の入り口の鍵が壊れて開かない!
聞けば沼津港の食事処のようで、漁港の朝は早い・・・納得だが眠い。
とりあえず出入口を開けないと営業も不便だろうと気を利かせてすぐに出動したのだが、通用口を使ってお客を出入りさせてたようで、電話とはうってかわってのんびりした雰囲気だった。
戸先鎌状の室内側の上下させて施解錠するツマミが外れたようだ。
まずは開けようと思ったらシリンダーが付いてない。
更に先ほどのツマミもサイドに付いてるはずのギアが無い。
漁港内のわりに錆は少ない。
確かにケースロックに錆はあるが、この程度はまだ可愛い物。
だが肝心の部品が無くなってるので一式交換。
在庫は無いのでとりあえず室内からのつまみだけで施解錠はできるようにして部品は取寄せ。
これでしばらくは使えるかなと思い部品を取寄せ、取り付けに行くと言う日に電話が来て、またツマミが外れて開かなくなったそうだ。
幸い今日の昼過ぎにでも電話をして取り付けに行こうと思っていた矢先、何時間か時間を早めての作業となった以外はとりあえず問題なく解決。
2022.10.13
学生寮鍵紛失のため開錠 (山梨県都留市)
台風の夜である。
大雨洪水警報が出てたので消防団は招集され詰所にいた。
こんな台風の夜だし仕事は無いだろうと思っていたが、1時過ぎに電話が鳴った。
都留市でのアパート開錠。
都留と言えばここにある大学の学生寮。
ここ最近この仕事が入ってくる。
恐らく近所には業者が無いのだろう。こちらから高速使って向かっても1時間少々掛かるが深夜なので交通量は少なく効率は良い。
本業優先、消防の方は途中退所して現場へ向かうが、心配になるほど雨雲が富士山に沿って掛かってる。静岡市や富士宮市は大雨で各所通行止めの話が舞い込んでる。もしかしたら向かって仕事を終えたら通行止めになることもあるなあ。
普通に雨もも心配なのだが、実は作業車のタイヤもヤバい。
溝なんて殆ど無い。大雨の高速道路だとハイドロプレーニングが心配だったが無事現場に到着。
幸い該当の部屋は雨が入りこむことのない構造でリラックスして作業ができる。
これが雨が舞い込む構造だとやはり気持ちが落ち着かないし、警察官も立ち会うようで、益々気が散る。
この周辺で作業した2件はなかなか玄関が厳しく、ベランダを伝ったり、ジャロジーの窓ガラスを外したりと手段を選ばないと開けられなかったが、今回はいただき!
立ち会った警察官も感嘆したほど手際よく開錠成功。
5分のために70km走ってきた。
帰路も濃い雨雲には遭遇せず。
西の空は夜空ながら雲が厚そうに見えた。
富士吉田から山中湖を通ると思いの他乗用車が多い。
こんな深夜にドライブ?駐車場にも乗用車が多い。
オフシーズンを知ってるだけに今夜は混んでる。
台風で不要不急の外出は控えるようにと散々報道されても意に介さないんだなあ。
台風一過となった翌朝、静岡市が凄いことになってた。
洪水と土石流、暑い雨雲はこういうことか。
ニュースで流れた被害に遭った旅館、乗用車が泥に埋まってたが外車だった。
ナンバーこそ見えないが宿泊客の車と紹介されていたが。。。山中湖にいた人達と同類なんだろうなあ。
2022.10.09
古代チューブラ錠交換 (沼津市)
強制執行などで弊社の元請けとなってる執行補助業者?(引っ越屋?)から紹介された県西部の不動産業者の錠交換。
こちら沼津市で競売物件を落札し転売したようだ。
ところが鍵が全く無いようで、最初は開錠で作業依頼が来たけど、現場は無施錠の状態であり、そのまま少し無しのつぶてで1か月ほどして錠を1か所交換して欲しいという依頼になった。
玄関は2ロックで主錠と補助錠、更に勝手口があるが主錠のみの交換となった。
売り先決まったのなら全部換えてあげれば良いのにと思ったが、主錠で使われてるのが古代のチューブラ錠。
確か以前ホームセンターでも売っていて、それなりの値段だったのが近年シリンダーがディンプルキーになって一気に価格が上がった。
他の現場で取寄せたシリンダーのみ在庫していたが、飾り座と穴径が合わず、新型のディンプルキーだと穴径の大きな台座が必要になるので一式取寄せることになった。
それにしても高いなあ。。。
建物は既にリフォームが始まり、大工が入り床板などが剥がされていた。
部品を取って、工事のしてない時にさっさと交換。
指示通り鍵はここに置いていきま~す。
2022.09.29
現況調査で階段が抜けた!(東伊豆町)
裁判所の執行官同行で不動産の現況調査の仕事へ行った。
競売に掛ける前に、その物件の価値が幾らなのか査定するために開錠して内見するのだ。
所有者が立ち会えなかったり、或いは非協力的だったり、行方不明だったりする場合に捜査権を執行して法的に立ち入るのだ。
今回は別荘地内の建物で事前にかなり生い茂ってると言われていたが・・・。
最初の仕事は伸びた草木を掻き分けて玄関までの道を作らなくてはならない。
道路から見上げてみた対象物件。
ただ入り口はどこ?
どこから上がれば良いの?
実は先着した不動産鑑定士が既に上まで上がっていた。
入り口の門扉から緑のトンネル。
どんな虫や動物がいるかも分からないから怖い。
夏でも当然長袖が必要。
それでもかがみながらも建物へ上がる階段に到着。
木製の階段はよく腐ってることがあるので、鉄の角棒で足元を叩きながら一段ずつ足を進めた。
腐食はなく、むしろ木の打音はしっかりとしていたのだが、立ったその足元のステップが無くなった!
何かを掴もうと抵抗したのだろうけど、気が付けば地面に腰から落ちていた。
幸いなのが地面が地山で落ちたダメージは無いが抵抗したであろう腕が筋が伸びて痛かった。
原因は写真の通り、板ではなくそれを留めてた釘が腐っていたようだ。
「大丈夫ですか?」
と声がするが、一歩間違えれば大けがしかねない。
トラウマを抱えながら、用心深く上まで上がってみた。
またステップが抜けても良いように手すりにつかまりながら。
階段も結構急で見下ろすとやはり怖いものだ。
さて肝心の仕事の方は玄関は施錠されておらず、唯一地下室の物置を開錠した。
階段から落ちてあちこち痛みはあるし、何より気持ちの動揺は残ったがそこはプロだから、なんとかした。
高所作業にはハーネスを付けてとか言われるが、その場に止まる仕事じゃないしまさか足場が・・・。
意外と危険な鍵屋の現場。
2022.09.14
鍵の開錠 (沼津市)
住宅のカギ開錠依頼である。
詳しくは書かないが不動産の現況調査での仕事。
既に住人不在となり半年くらいだろうか?
しかしながら夏は草が伸びる。
これは垣根ではない。
行きたいのは画像で見える真ん中の建物。
現場は山の中ではなく普通の市街地だが、さすがに嫌気がさす。
もちろん自分の経験ではまだマシな方だ。
酷いのは全く進路が見つからない物件がある。別荘地の傾斜地だったが、草は2mほどの高さまで生い茂っていた。
蒸し暑いのに長袖を着こんで、草を踏みつけるたびに虫が飛び跳ね目の前には蜘蛛の巣が迫る。
他にも竹林の物件もあった。
建物の中まで当然竹は突き抜けていたが、それはやむを得ないとして、中途半端に刈った竹の先や根が凶器になっていた。
当時バスケットシューズを履いていたがゴムを突き抜けて痛かった。
こんな悪条件でもあまり割り増し料金取れないのが悲しい。