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2022.06.20
アウディ A1(2016年) インロック開錠(静岡市清水区)
昨日アウディTTで運気が回ってきたか今日もアウディ。
しかもA1の2016年式、これまた久々のTurbodecoderの登場である。
今日は静岡市清水区のガソリンスタンド。
A1という小ぶりな車で、今日もセレブチックなお姉さんに遭遇できると楽しみだったが、そこは裏切られたのでさっさと仕事をしよう。
現場着くなりお客さんが状況を説明してきて
「そんなことってある?」
と自分に言われてもなあ。。。あるよとしか言いようがない。
キーをバッグに入れて助手席に置いて、このガソリンスタンドに預けて洗車か整備でもしてもらってたのかドアに汚れがあったので店員にクレームを言って、拭いてもらってた矢先に施錠されてしまったそうだ。
雰囲気的に相当スタンドの店員に詰め寄ったのかな?
それでそうした状況下なら施錠されてしまうことはある。
まずキーをセカンドバッグに入れて助手席に置いた時点で降りたらアウト!
キーが発する電波が途絶えて、車が運転手が離れたと判断し盗難防止のために施錠してしまう。
以前マスコミなどで騒がれたリレーアタックを逆バージョンでやってることになる。
自ら発する電波を抑制してしまってるのだ。
もちろん、今までそれでも問題なかったとよく言われるが状況によってはと付け加えておく。
久々のTurbodecoder、やはり1回目はエラーとなり2回目に開錠。
ただ久々なのかボケたのか右ドア左回しで開いたと勘違いして治具を鍵穴から引き抜いたが開いてなく、再び鍵穴にセットしてゲートバーを開けて回したというオチがついたが。
鍵穴は横向きのホリゾンタルタイプ、これはL型ピックではちょっとやり難い。
実際VAG2はワーゲンでも開けにくいがTurbodecoderでは得意とするシリンダー。
近所に自動車工場があるのだが、アウディということで断られたそうだ。
それにしてもコロナ空けのこの頃、外車に乗る人が減ったなあ。
コロナ空けに合わせて燃料高になってしまったことにも一因あるようだが。
2022.06.20
アウディ TT インロック開錠 (伊東市)
久しぶりのアウディ。
このあたりの車が一番テンションが上がる。
しかし、入電の際は翌日夕方の予約ということであったが、入電後にお客さんから電話が来て更に1日延期した昼過ぎの14時に変更。
なんか雲行き怪しいな。
こういうパターンってやがてキャンセルというケースは結構あるし。
とりあえず該当日の昼にこれからうかがう旨の連絡をした。
そしたら携帯番号が違う、別の番号に掛けてくれと言われ、挙句に13時じゃないのか?って時間まで。
おいおい「「アンタ14時って言ってキャンセルが嫌なので念を押したぞ」。
とは言ってもこちらも客商売だし、13時着は無理なので13時半までに行くということで雨の中出動。
リゾートマンションなのかな?
高層物件ではなくメゾネットの低層での作りでなんともセレブチックな集合住宅。
そんな風系にアウディTTは似合うなあ。
オーナーも女性で年齢は自分に近いかも、でも服装もいかにもオシャレって感じで別の意味で良かったなあ。
お近づきになりたいが、作業服の自分じゃなあ。
作業自体はHU66の初期型、フィリップピックでイケルかと遊んでみたが、どうもフィリップピックはワーゲンのビートルでしか開錠実績が無い。
テンション掛けてL型ピックでタンブラーを抑えるオーソドックスな方法で作業。
一応手こずった時用にHU66 VAG1のTurbodecoderは用意してきた。
ただ残念ながらこのVAG1用はまだ開錠経験が無い。
というのも手こずって時間を多少要したことはあったが、L型ピックで開かなかったことはない。
今回もすぐにワンクッション入り開錠成功。
それでも20年前はこの内溝シリンダーに難攻不落の恐怖心を覚えたものだが、今からするとなんて楽な作業だ。
素直に反応してくれて、開いてくれる。
おまけにこうした高級車に取りつけられていて、多くの業者が敬遠するので作業のハリもある。
事前段取りでドタバタであったが、呆気なく作業は終わり撤収となる。
2022.06.16
スズキバークマン400 インロック(伊豆の国市)
聞き覚え名の無いバイクの名称だったが行ってみればスカイウエーブの後継車らしい。
デザインなどは僕みたいに無関心な者にとっては同じに見える。
シートインロックということで早速シリンダーを触ってみたが、よくあるケースでは左へ回すとシートが開錠。
押し回しだとハンドルロックが掛かるのが多かったが、これは右へ押し回しだ。
いたずら防止で鍵穴は深いのでピッキングはし難いばかりか、押し回し・・・これは無理。単純に右へ回せと言うなら粘ってピッキングで開けることもできるかもしれないが、押し回しはテンションの微妙な加減が難しい。
少しやってみたものの、やはりダメだった。
ただそれで終わってしまうならこれまでの経験が無になる。
スカイウエーブも晩年は開かなくなってきていたのだが、シートに緩さがあり、真中あたりを狙えば腕が辛うじて入る隙間ができた。そしてこのバーグマンも同じ感じ。いや少しスカイウエーブより固いかな?
でもなんとかなりそうだ。。。途中省略。。。なんとかなった。
キーをつないでいるヒモに手が掛かり引き出せた。
実は荷物が結構詰まっていて失望しかけていたのだが、細かな物を隙間から出してなんとか手が遊べる空間を作った。
でもこれは鍵屋の仕事じゃないなあ。。。と思いつつも背に腹は変えられない。
2022.06.10
BMW C400GB インロック 伊東市
伊東市でBMWの2輪車、シートインロックの依頼であった。
BMWは2輪車でも2トラックの内溝シリンダーで比較的新しい年式でやったことがあったが、いつも使うWテンションの掛りが浅くピッキングが厳しかった。
今度も・・・そう思い、ナメて現場へ向かった。
C400GBという車両自体よく分かってなかったが簡単に言えばビッグスクーターであった。
肝心の鍵穴は当然シート横に無く下向きにシート下にあったが、駆動のアームはスイングアームで良いのだろうか、鍵穴を見上げるように顔は入らず。
テンションは2.7mmでしっかり掛かったので一応L型ピックでなぞってみたが感触的に片側なのかな?
ただタンブラーに触れてもきちんと押しこめずギブアップ!
鍵穴も見えないので無理。
ということで早々に断念した。
久々の仕事だったがなんとも後味が悪い。
2022.05.23
新型ホンダヴェゼルシリンダーと治具
ホンダヴェゼルは2回ほど開錠作用を行ったことがある。
ドアシリンダーは従来の4トラックだったが正直年々開き難くなってると実感。
しかし昨年あたりのモデルからまたシリンダーが変わったと聞いた。その治具が発売されたので練習シリンダーと一緒に買ったみた。
鍵穴は一見Nシリーズと似ている。
しかしNシリーズ用の治具は使えない。
それまではNシリーズの治具を使ってなんとか開くんじゃないかと思っていたが、現物を触ってみて当て上げだった。
治具はLISHIの2in1で、残念ながらTurbodecoderではない。
しかし要領は同じで先に手前側の5ピンを決めてから奥の2ピンを押しこむ。
物は試しに施錠方向にやってみたら、45度の位置でハーフピンが飛び出したようで引っかかってしまった。
逆に開錠方向に回すと奥まで回っても途中で引っかかることも無く元の位置に戻る。
なんとも面白い、今度暇な時にバラしてみよう。
このシリンダーについてはフェイントのような先に触ると段差が決まらなくなるピンがあった。しかし、最後に触ってテンションを戻さないと奥の2ピンを押しこむ状態にならない。
これを冷静に現場でできるかなあ?
人気車の様で納期も掛かってるようなのでそのうち当たることを期待したい。