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ロックスミスブログ
2013.08.24
GM ダッヂRAM1500開錠 (富士市)
女性の好みを言うなら外人が好き、実はこの傾向は最近始まったことではなく、学生の頃からそうでした。
ただ縁もないせいか、付き合った女性は日本人ばかりで結婚したのも日本人。
最近SNSのお陰で色々な外人と知り合えてますが、もしフリーだったら・・・外人になびくかもしれないなあ。
なぜかと言えば、自己主張をするせいか相手をつかみやすいし、メリハリがあるから。
それを自動車にあてはめるのは無理かもしれないのですが、外車の開錠は結構好きです。
今日はGMのダッヂRAMというピックアップでGMらしくデカイ車体がいかにもアメリカ。
そのくせシリンダーは素直で開錠まで数秒と掛らない。。。最高です。
もちろん、これをロッドを使って開けようとしたら、やり方によっては面倒ですかね?
どの車がどうとは言えませんが、ドアと車体の隙間を作るのが硬かったり、ロッドやロックボタンの動きが重かったり・・・そんな車も多いです。
今回は数秒でシリンダーが回転したように「ここから開けろ」と言わんばかり・・・・僕にはこれこそ自己主張に見えました。
逆に国産の軽自動車・・・この頃はイモビライザ-とアラームが装着されたり、シリンダーもなかなかピッキングしにくかったりと開けるなと言わんばかり。
苦労して開ければピーピーとアラームが鳴りだすし気分悪い。
それなら車体は軟いから、ロックボタンを直接狙った方が楽かもしれません。
ただ業者によってはピッキングとロッドでの開錠の作業代金に価格差をつけてる所もあるので、鍵穴でやってますが軽自動車だからと侮れません。
それに比べたらダッヂ大好きI love you!(意味不明)
夏休み取ってたせいか、金髪のメル友にメール返してなかった。。。さあメール書こ。
2013.08.17
猛暑 スバルレガシー開錠 (三島市)
いや~連日暑いです。
でも今日は風もあり、多少気温も低いのでしょうか?
アシスタント会社からの依頼、「スバルレガシーで外溝です!」と、さも自信ありげな依頼。
おいおい・・・溝ですか?じゃミーリングを施した特殊キーですね。
前にもふれたのですが、一般的なカッターでカットした鍵は当然鍵に対して両外の刻みとなり、これを外溝と業界で呼ぶようになってしまった。
これは韓国の歴史認識と同レベルの間違いです。
実際このスバルレガシーは外溝です。
キー本体に対して外側にミーリングで刻みの入ったものです。
ちなみにアシスタント会社でこれとセルシオなどで採用されてるキー本体の内側にミーリングをしたものを合わせて内溝と呼んでます。
いわば味噌も糞も一緒なのです。
要は面倒な特殊なセキュリティーキーを内溝と呼び、カットキーを外溝と呼んでるのです。
どこかの国みたいですね。
統治を植民地支配と呼び、その統治のお陰で近代化発展できたことも含めて日本というキーワードに対して憎しと言ってるのですから。
本当は憎しというより、金くれ!と援助のお代りを言葉悪く頼んでるんですけどね、まあ売り言葉に買い言葉で返したら良いことです。
まあ、こっちは理解できてるので、通訳も不要で現場に行きました。
先月もレガシーワゴンの開錠をやったばかり、できない仕事じゃないのですが、今回の車は少し窓が開いてるんですよね。
これを利用しないのは盲目過ぎる!・・・でも、ロッドの先につけた傷防止用かつ滑り止めを兼ねたガムテープの糊が暑さでドロドロ。
あ~あ、ドアハンドルについちゃった。。。のでピッキングに変更。
ところが、時間も13時!
天気快晴!!
日差しがジリジリと背中に当たり、痛いほどです。
更に鍵穴を覗くにも外があまりに明るくてよく見えませんし、集中力もありません。
再び、ロッドに切り替え、ガムテの糊はあとで拭くことにしました。
セキュリティ音とともに開錠。
暑いです。。。
ただアシスタント会社ってピックを持ってればいつでもどこでも誰でも作業ができると思ってる感じがあり、時々腹が立ちますね。
やっぱ、この炎天下で集中した作業は・・・無理です。労働者じゃなく職人なものですから。
2013.08.16
ホンダステップワゴン 鍵作成 (下田市白浜)
先のテーマ、夏休み東奔西走の続編にしようかと思ったのですが、逆で全く動けませんでした。
入電のあったのは昼食直前、更に現場が「下田市白浜の大浜の駐車場」と一発目の案内。
それどこよ~?
多分白浜付近は激しく渋滞しているから、行ったり戻ったりは容易じゃないので場所を確定して欲しかった。
まあ、よりによってアシスタント会社なのだから、なかなか伝言ゲームばかりでイライラ。
第二報「国道沿いで上から来て左折」
って、上ってどこよ、左側にある駐車場って大小いくつかあるんだけどなあ。
埒あかないので、現場に向かい始めました。
そして第三報「白浜神社で入ってすぐのところ、海のそば」
要らないことばがあるが、最初からそう言え。
日中の海へ向かう道、修善寺道路から既に混んでます。
それでも裏道で湯ヶ島まで抜けてしまえばとりあえず河津まではスイスイ行けました。
時々超遅い車に引っかかると最悪ですが。
時間的にも海沿いも順調、そして該当車両もそく判別。
ところが、鍵穴見れば3mm巾でした。
入電では2.7mm巾のタイプいわゆる一般キーでイモビライザ-無という風な案内で、こちらもそれに合わせた見積もりでした。
3mm巾はセキュリティキーという名称の特殊キー、いわゆる内溝キーです。
僕らは当初外側に溝を掘るので外溝と呼んでたのですが、無知なるアシスタント会社の受付が外溝=一般のカットする鍵と思いこみホンダやベンツ(大)、BMWやボルボの4トラックを外溝キーと呼ばず総括して内溝と言うため、今回は内溝キーでした。
見積もりに差額が出ることをお客さんに了解してもらいました。
現場を見てないとはいえアシスタント会社にはもっと勉強してもらいたいし、知らなきゃ知ったかぶりすんなと言いたいものです。却って混乱してしまいます。
価格了承ってそれも本来そっちの仕事でしょうと言いたくなりますが、この会社はお客様負担分から手数料を取らない良心的な部分があるのでやむを得ないかな。
さあ、ホンダの特殊キー、久々かもしれません。
とりあえずよくやるミスがマスターゲージに入れたシリンダーが拍子で外れちゃうミスはしないように。それやっちゃうとタンブラーが抜けて、どれがどれか分からなくなってしまうんです。
過去に2度ほどありましたし、1本無くした時もあったけど、よくも上手く誤魔化して、イグニッションを回すまでやれたものと。
今日はこのくそ暑さ。。。無理でしょうリカバーは。
実際削ってみたものの、1本目は段差の読み取りミス。
2本目も用心しながら削ったのに回らない。
マスターゲージに誤差でもあるのだろうか?
特に6段でカットすると切れが足りない・・・しかたなくマスターゲージ無しの目分量で補正した。
少し手こずりながらも3時半頃に完成。
久々にシークレットと言うドアシリンダーには入って無くてイグニッションに入ってるタンブラーに当たりました。
パズルを解くようなやりごたえ・・・と言うより暑さから逃げたい方が勝ってるせいか、達成感より疲労感でした。
ちなみに、遥か下田に行ってたせいで、一体何件の近場の仕事を取れなかったことか悔やまれます。
まいったまいった。
2013.08.16
夏休み 東奔西走
朝は3時半時に起こされました。
前の晩は就寝が2時半。多忙で起きていたわけでなく連日の猛暑で寝苦しいから事務処理を最近深夜までやってます。
実に賞味2時間もない睡眠時間しかなかったが、下田へ走った。
日産ティアナのコンビニでのインロックということ、さすがに断りたかったが、他に電話しても対応しないと言われたと泣きつかれたら・・・あれ~?他って24時間年中無休って唄ってるのに。
さすがに早朝、渋滞知らず・・・いや単に自分のペースが睡眠不足で遅いのだ。ヤバイ感覚がマヒしてる。
日中は70キロくらいで走る所を40キロで前の車にくっついてノロノロと走っていた。
それでも動けばまだ良い、河津を抜けて白浜に出るや全く動かなくなった。
うわ~海岸を走ろうと思ったのは間違いだった、山間を行くべきだったか・・・と、諦めていたら、依頼人からキャンセルの連絡。
キャンセル料を承諾してくれたので仕方なく引き上げ。空いていればもうすぐだったんですけどね。
戻ってもまだ家族は起きてきてなかったので新聞を読んでいたら、静岡市清水区で日産ステージアの開錠依頼。
今度は西へと東名を走る。
世界遺産登録された三保の松原の恩恵はまだ来てないが、今後に期待。
そして、戻れば今度は箱根の仙石原でボルボV70の開錠依頼。
また箱根がイライラ絶好調なほどノロノロ、ウロウロ、トロトロな車が渋滞を作り出していた。
アシスタント会社にはピッキングで開けると言っておきながら、エンジンが掛ってたのでそれを利用しないのは愚かだ。
制度は制度、柔軟にやった方がお客さんのためですからね。
何せ今はアスファルトからの照り返しで本当にうんざりしちゃいます。
本当は午後から子供たちとプールの約束をしていたのですが、近年に無かった海水浴客にちょっと動けないかな。プール行っても超混みかもしれないし。
そして、夕方再び下田の白浜へ日産ティアナのキー製作。
夕方は気分良く走れる。
行楽帰りの車とは逆方向。当然大渋滞になっている。
作業を終えて帰宅したのは10時になろうとしていた。
晩御飯は食べてないが、昼ごはんも食べてなかったので途中夕方に少し腹におにぎりをいれたせいか食欲は無い。
そして本日最後は熱海でトヨタプリウスの開錠依頼。
どうして最後かと言えば、時間も既に11時に近づく、片道1時間走ればもう日付が変わる。
暑い中良く走った・・・と思えば走行距離は500kmになってました。
トラックドライバーじゃないんだし・・・走り命の仕事じゃありません。
そして帰宅するや既に日付は変わってるものの、翌朝6時河津町で開錠の予約を頼まれた。
6時までに行くにはまた4時起きだし、今は1時、これからシャワーを浴びて寝れるのは2時ころだろうから、また睡眠時間は2時間????
ろれつ回らなくなり始めているのでさすがに断った。
いや、今なら行きますと言いました。まだ昨日からの連続分のエネルギーは残ってます。
でも1時間半は掛りますから、6時に出発したいお客さんの睡眠時間は減るでしょうが、私は寝坊することはないでしょう。
そう言ったら、お客さんは6時を希望してますので・・・と断られた。
遠方なんだし、まだ活動するには非常識な時間なのだから融通効いても良さそうだけど。。。アシスタント会社のせいで、どんどんコンビニ化しちゃっているのが残念です。
たかが鍵開けとはいえ付加価値のあるもんなんですけどね。
2013.08.12
三菱ランサーエボリューション キー製作 (伊豆市土肥)
例年、7月になると海水浴場での自動車のキー製作は恒例行事なのですが、今年はこの依頼が初でした。
もっとも開錠の案件も釣り客はあったけど、海水浴客からはないかもしれません。
広告の変化やお客さんの検索方法の変化などもありますが、イモビライザ-付きの車が増え、町場の鍵屋ではもう鍵が作れなくなったという思い込みや、海水浴客の絶対量が減ったことなど理由は多々あります。
イモビライザ-は作れないこともありませんが、やはり全車種ではないのが歯がゆく、また怖い部分です。
情報も不完全ではあるし・・・それでも、作れるものは積極的に作りたいものです。
さて今回のランサーエボリューション、イモビライザ-は未装着だそうです。
ただ鍵自体をトランクに入れっぱなしかもしれない・・・ということでしたが、開錠したものの鍵は無し。
久々の自動車の鍵作成・・・利益率良いのでジャンジャンやりたいですね。
高性能が売りのランサーエボリューションですが、鍵については軽自動車と同じ部品です。
もっとも、カローラだってマークXと共通部品ですからね~。
ただ、この日は猛暑、連日の気温更新で今日も。
土肥に抜けるときに通過する船原峠でナント37℃!!!修善寺付近より2℃くらい涼しいはずなのですが・・・。
海水浴場の舗装された駐車場ともなれば・・・足元から焼かれる感じです。
車体もフライパンのように熱せられて、卵でも落とせば目玉焼きでもできるんじゃないでしょうか??
とりあえずミスも無く、順調に鍵はできたはずなのに、Tシャツは汗でびっしょり。
お客さんの車を組み立てるにたれた汗を拭きながら。
さてエンジンを始動・・・と思ったら”ん?”スターターが回らない。
この車、クラッチを踏まないとスターターが回らない仕組みなんです。。。暑いのにまったく面倒と思いつつ、手でクラッチペダルを押し下げてイグニッションON・・・問題なし。
作業後にお客さんに言われたのですが「お休みだったんでしょ?ご迷惑かけました」。
・・・って、まあ僕の今の服装は短パンにTシャツ、クロックスです。
リラックスしすぎでしょうか?
もちろん家屋内の作業の時は靴下をはくのでズボンをはきますが、秒殺勝負の自動車のインロックは出動でロスタイム作りたくないので短パンで出かけちゃいます。
時々蚊に食われて嫌になりますが、暑さには変えられません。
ラフな服装で失礼しますが、Office雅の鍵のトラブル事業部をよろしくお願いいたします。
2013.08.12
日野レンジャー4t車開錠 (御殿場市)
時々あります。トラックの開錠。
今回は4t車でしたが、大型も結構多いです。
特に高速道路のサービスエリアで多いですね。
エアコン掛けっ放しで、休憩の際はスペアキーで出入りするドライバーに多く、そんなトイレ休憩時にスペアキーを車内に忘れてロックボタンで施錠してしまう癖でのインロックが主流。
トラックの中には荷物の締め切りがあったりと忙しい方も結構います。
これから大阪なんだとか聞くと、ご苦労さんですと呟きたくなります。
大型車の日野は特に開けにくいみたいです。JAFに断られたとか、頼んだロードサービスがギブアップしたということで回ってくることがあります。
ただ僕は開けにくいものに当たったことがなく、短時間で開けてます。
ただ、過去にレポートを読んでたら日野の大型車の中に奥のタンブラーが押しにくい物があるとか・・・???
今日は、配達途中の4t車。
大型に比べたらモデルチェンジも激しいので時々部品に面食らうこともあるのですが、とりあえず今日も難なく。
現場は御殿場でしたが連日の猛暑、涼しくなかったですねえ。
開錠後にドライバーさんは次の配達場所へ・・・遅れ挽回かな?
2013.08.10
BMW Z4開錠 (裾野市)
あ~あ~あ~
昨日BMWについて書いたものだからBMWの仕事が来ちゃいました。
偶然とは怖いものです。
来る時は似たような車種が次々入電するものだとも書きました。
今回はBMWのZ4です。
詳しく技術的なことは書く必要はないでしょう。
実は堅気は夏休み始まりというのに、あまりにヒマ。
例年の例だと多忙の時期なのですが・・・おまけに記録的猛暑で暑い。
そんな理由で子供を連れて昼食後に市民プールに出かけてました。
しっかり入れ替え時間の午後4時までいたのに入電なし。。。と思ったらBMWの開錠が入りました。
今日の唯一の仕事になりそうなので、面倒とか開かないかもとか不平を並べず素直に現場に行ってきました。
入電時のアイスタント会社の案内では「鍵は中」、中ってどこよとつっこみたくなりながらも、まあこの程度でしょうと割り切るしかない。
案の定、鍵は「トランクの中」でした。
これもトランクの中と室内でイグニッションに刺さってるとなると、まったく気がまえは違うんですけど、やはりということで何も迷わずトランクのピッキング。
はあ~地面からの猛暑の放射熱がすごいし、夕方ながらまだ周囲が明るく鍵穴がよく見えない・・・端からギブアップしたかったのです。
おまけに沼津市内でワゴンRの開錠を打診されたものの、こちらがまだ見込めず断る。確実な方を取るならワゴンRなんですけど・・・こりゃギブアップできないなあ。
そう思って10分後、シリンダーが回りトランクが開きました。
実はこのオーナーさん、ちょっとイラっとくるタイプでした。
性格なのか、やたらとため口なのがね~、まあ仕事なので仕方ないですが。
でも開けた瞬間、やたらと素直でさっきまでとは人当たりが違い、まさに勝てば官軍。
まあ結果としてワゴンRとZ4の作業代金はワゴンR<Z4なんですが、打診があって間もなくなんで、待たされる範囲な時間だけにちょっと取りこぼしが悔しい。
あるいはZ4の出動間際に入電があればワゴンRから片づけたのに・・・。
ヒマ~と言いつつ、夕方には松崎町雲見からホンダアコードの鍵作成の打診がありましたが、所要時間が2時間半掛る場所です。
なにより距離が80kmあるので、その分の出動費を加算して見積もりを算出したらアシスタント会社の方がビビってしまい、お客さんに回答するものの、こういう自信の無い回答は仕事に結びつきにくい経験から見てたらやはり検討ということでした。
あと今日も残り30分。
来年からはお盆は休業かな?
あ、来年は山形に帰省してるかもしれません。
2013.08.09
BMW 116i 開錠 (伊豆市)
今日は休み!のつもりで私用で出かけたのですが、タイミング良く夕方の入電。
BMWですか~、依頼元から想像するに原則は現場からの距離で依頼すると言っていながら、どうも偏重気味で他の業者に出してる感じのクライアントなので今回もたらい回しにされて来たか?と思ってしまいました。
昨年もその業者とは下田市白浜海水浴場でバッティング、BMW Z4の開錠。Z4と言えばオープンカーで実車も幌を開けた状態で鍵をトランクに入れてのインロック。
オーナーはJAFにまず依頼した様子で、その業者が先着して作業をしてましたが、開かないので保険会社のロードサービスにも問い合わせた感じでした。
オーナーはしきりとドアシリンダーの開錠を依頼してきたのですが、Z4はドアシリンダーを開けてもオープナーは作動しません。トランクシリンダーを回す必要があるのですが、私が到着したときに業者もヤレタ表情でトランクシリンダーにしがみついてました。
実際ドアシリンダーも開錠を試みたようですが開かなかったようです。
真夏の炎天下の海岸で手こずりはしましたが30分掛けながらも開錠できました。
そして、つい先日もその業者とは伊東市でフォルクスワーゲンゴルフの開錠で行き違ったようです。
「ようです」というのは、私が到着する前にも業者が来てたという言葉で発覚、二時対応ってことですね。
確かにてこずりましたがなんとか開錠はできました。
外車の内溝、既に一般的とはいえ当たり外れはあります。当たればすぐ開きますが外れると、国産車のように他の手口が無いものが多いです。
お出かけ帰りで正直疲れてましたし、日没で嫌気もしましたが、仕事ですから。
BMWの1シリーズは1回当たりましたが、その時もドアピッキングはちょっと時間掛った記憶があります。今回も嫌な予感。。。
ただ行けばラッキーな環境。
現車はホテルの正面玄関前、変に駐車場だとこの時間は蚊がひどくて集中力を欠くんです。ましてやレジャー帰りで短パン・サンダルでしたし。
そして、本日の幸運の女神はエンジンが掛った状態だったことです。
エアコンが効き、ガラスが結露した状態が最高に愛しかったですね。
一応クライアントからはドアシリンダーをピッキングで開けて欲しいということでしたが、依頼者の確認を取った上でロッドで開錠を行いました。
BMWは施錠されるとロッドで開錠ができませんが、エンジンが掛っている=セキュリティ解除状態なので、簡単にできるんです。
シリンダー開錠、1時間の可能性もロッド対応でわずか1分の作業時間。
簡単と言われても、この見極めだって技術の内ですからね、知ってる人には当然でもできない人にはできません。
2013.08.06
気温差
この業界業種で寒暖差のある現場は多分この地域が一番じゃないでしょうか?
拠点は静岡県沼津市で、1年を通じて温暖で市街地ではこの頃まず雪は積もりません。
しかし、営業範囲で日ごろ走っている場所の伊豆半島は別荘地のある高原は、山間部なので凍結もすれば雪も積もります。
冬場は平野部で暖地仕様で走っていて、こうした別荘地に行くと、4輪駆動車が欲しくなりますし、時には峠越えするのにタイヤチェーンが必要なこともあります。
夏場、特に梅雨明けごろだと南へ約100km走った南伊豆地域ではすごい湿気に包まれます。
初夏のゴールデンウィークの頃だと、伊豆半島ではTシャツでいたいような陽気ながら、丁度この時期に開通する富士山スカイラインの新五合目は気温0度。
まだ足元には雪も残ってます。
標高差も2600m。よく標高が100m変わると気温が1度変化するなどと言います。
下は初夏でも上は真冬。
そうした山間部は大げさかもしれませんが、市街地でも沼津と御殿場では標高差400m。
明らかに空気の違いを感じ取れます。
夏は時々行く、標高の高い場所の涼しさを楽しんでますが、冬はこういう場所きついですよね。
指先を使う仕事なので、時に凍えてしまいます。
ちなみに今日も裾野市も須山まで上がれば空気は違います。2~3℃涼しいですね。
ホンダアクティのインロックでしたので、外仕事だけに余計感じたせいもあります。
夕方は沼津市内でも沼津インターの近くでスズキワゴンRのインロック開錠。
ここも事務所とは標高差100m。
時に冷え込んだ冬などは、インター付近で雪が舞うこともありますが、下の市街地ではせいぜい霙。
それにしても今夜は蒸し暑いです。
車のエアコンが一番気持ち良いかな?
2013.08.04
住宅開錠 (富士市)
保険契約の付帯サービスでのアパートの開錠作業でした。
この入居者の方、以前も開錠を依頼したことがあるらしく、前の業者は・・・というコメントがあった。
悪気はないのでしょうが、要は開くということを意味したかったのでしょう。
でも、一番やりにくいんですよね。
その手口はドアの隙間から冶具を挿入する方法らしく、自分とは違うので、また変なプレッシャーに。
でも、よく開けたなあと感心しました。
とにかく私も開けなくちゃ面目立ちません。
錠はミワのSWLSPにシリンダーをオプナスにした物。
定番のドアスコープからの開錠を試みましたが、どうも私はSWLSPが好きじゃないんだなあ。
冶具の曲がりなのか、上手くいかないこと何度か・・・今回も少々手こずりました。
ただ結果オーライ、無傷の開錠に成功しました。
さて帰ろうと、まずコールセンターに完了の電話報告を作業車の車内からしてました。
当然真夏だし、すぐ出発するつもりであったのでエンジンを掛けてました。
すると間もなく1階の部屋の住人が外に出てきて「エンジン音がうるさい」と苦情。
こっちからしたら、わずか数分なのですが、部屋にいるとただでさえ蒸し暑く溜まらなかったんでしょうね。
確かに周辺が田んぼで静かな場所です。
でも都会だったら、喧騒としていても、塀で仕切られ反響音の方がうるさそうですが。
それにしても、ディーゼルエンジンとはいえ去年購入したばかりで、オイル交換もつい先日したばかりなんですけどね。
暑い時は皆さん苛立ってますから、些細なことで気にもなるし、停車中のエンジン音は気をつけなくてはいけませんね。
2013.08.04
マツダ開錠 (裾野市と伊豆市)
不思議なジンクスというか、この仕事やっていてトラブルの形態って似たものが続くんです。
たとえばBMWが久々に入電するとまたすぐにBMWが入ったりするんです。
今回はマツダ!
量産車で国内4大メーカーですがあまり事案は多くないです。
まずは裾野市でアテンザのインロック、比較的高年式なので鍵穴からスムーズにいきたいもの。
マツダと言えば右ドア時計回しが原則・・・ピッキングで回し「開きました!」と得意でいたら開いてなかった。
そんなはずは???ともう一度時計回しに鍵穴を回せば、集中ドアロック作動の音はするけど開いてない。どうも閉まる方向に回ってドアロックの施錠の音だった様子。
それなら反時計回りに、こっちの方がテンションは掛けやすいと思いピッキング・・・ところが、夕方のにわか雨、そして3回目の開錠に少々嫌気。
そういうものです。工具さえあれば誰でもいつでもできるものではなく、結構繊細なんです。
雨にいい加減濡れてやる気がなくなったので、ドアのロックボタンを直に動かす手法に変えました。
1分もせずに開錠完了。
そして日をまたいで伊豆市でマツダプレマシーのインロック。
実は何を勘違いしたか、日産プレサージュと思いこんでしまい現地で車が見つからず、ナンバーで探したら「あ~プレマシーだ」というお粗末。
昨日の今日、そして過去にMPVも開きにくかった思い出があり、ピッキングにためらいはありましたが、10秒少々の仕事で完了。
まあ、開いてしまえば「こんなもんよ」のドヤ顔。
ケタタマシクアラームセキュリティが鳴りだした。。。さすがにこれは止められない。
鍵穴にセンサーがあるのではなく、ドアにセンサーがあり、リモコンで施錠した物はリモコンで開けないとセンサーはドアが開いた時点で作動する仕組みなんです。
それこそルームランプに通電することをセンサーが読めば作動させられるようになってます。
これを止めるにはエンジンを一旦スタートさせるとか、ドアシリンダーの開閉を繰り返すことです。
この動作は車側に鍵は持っているんだよという合図を送ってやるのです。
車と会話したようで結構楽しいですよ(マニアックかな?)。
2013.08.04
引戸錠交換 (御殿場市)
「鍵の出っ張り・引っ込みする部分が戻らない」や「引っ込んでもまた戻って少し出っ張ってしまい、扉を開ける際に当たる」などなど、よくある事象なんです。
ただ現場で実物を見るまで断定はできないのですが、大体は中のスプリングが折れたことによるものが多いです。
中には錠自体が使っていくうちにコロとガイドの間にわずかな溝ができてしまい動きにくい物なんかもあったります。
こういうときは修正するより替えた方が無難。
今回も、とりあえず今日中に見てほしいということでした。
こういう仕事は良いですね。
時間にゆとりがあるのが一番、そして原因が概ね特定できているのですから。
更に、最高だったのがチリ寸法という切り欠きが交換部品の物でも加工せず使え、ドアのキャスターの誤差(これ結構あります)、ドアレールピッチと錠が合わないこともなかったのです。
作業自体は難易度こそ低いのですが、この辺の業者だけなのか分かりませんが、汎用引戸錠を取り付ける際に使用中に錠が左右にずれてこないようにするための固定ビスを追加で打たなくてはいけないのに、省略してる業者さん多いんです。
引戸錠はそれ自体の表裏のを締め付けによる摩擦だけで留ってるのが従来の物で、時々使っていくうちにズレが生じて、開け閉めしにくくなったりすることもあるんです。
その対策でもう10年以上も前から追加で固定ビス用の穴が錠につき、またタップビスも付属品で入ってるのですが・・・最新の現行モデルでもそれを使わない方いますね。
なんでだろ?
もちろん、それが起因する故障で呼ばれたことも何度かあります。
ドリルなど使わずに、ドライバーだけで締めこめるのに・・・多分それさえ知らないのか??
なので、手間はそんなに掛りません。
むしろ後々のクレームを考えたら、しっかり取り付けた方が私は良いと思うんですけどね。
今日の仕事は最高!なにより高原で沼津から上がってくると涼しいんですよね。
気候が良いと、さっさと仕事を済まそうというより、とことんやってやろうという気分になります。
もちろん引戸錠の取付時の加工もできますよ。
新規の取付などご相談いただければと思います。
2013.08.03
レバー修理 (沼津市)
修理などという言葉はおこがましいかもしれません。
ありがたいと言えばありがたい。
おそらく直接の入電なら作業代はそんなに取れないでしょう。
入口のレバーが抜けるという事案で、賃貸アパート管理会社の保険を使っての依頼でしたので軽作業代込の定額の費用をいただきました。
こんな感じで抜けかけていました。
レバーを留めている下側のビスが緩んだことによるもので、ビスは+ネジ。ドライバーがあれば誰でも直せます。
ヘキサゴンが特殊工具か分かりませんが、時々極細のヘキサのビスもあります。
サービス適応とは言え、幸いビスも無くしてないし自分でやった方が早いと思うけど、やろうと思わないんでしょうね。
修理所要時間は1分と掛りません。
自分でやろうとしなければ人間ってダメになる・・・と思うのですが。
2013.08.02
エスティマ開錠 (富士市)
新幹線の車内から入電・・・珍しいことではありません。
到着まで1~2時間あるので逆に自動車のインロック対応の際にはありがたいです。
何せこの仕事していると、背後にいなければ対応できないような、「すぐに!」という言葉は決してこちらの方が珍しくないのです。
一般的に尋常じゃないと思われますが、現実にそうなんです。
市内であっても支度して、駐車場に行き、エンジン掛けるまでも5分は掛ります。
トイレなど用を足せばプラスアルファだし。
気持ちは分かるのですが背後霊じゃないものですから。
新富士駅前の大型駐車場で待ち合わせ。
こういう場所だと、駐車場のどの辺かで探すのに手間取りますが、入口はいったらすぐ見つかってラッキー。
実は何か時計を見誤って30分前に到着してしまいました。
さてエスティマ、年式を西暦で伝えられましたが、う~んどのタイプなんだろ???
熱中症のせいかちょっと頭痛もあり年式さかのぼるのが面倒くさく、現場で出たとこ勝負!!
エスティマはシリンダーが年式によって大きく4タイプあります。
初期型は鍵穴巾が2.7mmの物、そしてモデルチェンジ後に鍵穴が3mm巾の物。
その鍵穴が3mm巾の物でもハーフタンブラーを用いた初期タイプの8ピンという物と現行のトヨタ車でまだ使われている10ピンの物。
そして、現行の内溝4トラック。
それぞれ対応が微妙に違うのだがお客さんからしたら開けてくれればそれで良しだろう。
行楽帰りの家族連れの様子、母親について歩く子どもたちを見るとなんとも微笑ましい。
早く作業を終えて家路につかせてあげなくちゃ。
またよりによってこういうときは注目され、子供たちにとってはちょっとした社会勉強でもあるのです。
ただ楽した作業ができないのが辛いけど、ロックスミスの技術を見せつけなくては。
ピッキングを始め一息つくころ、集中ドアロックが作動する音がし開錠を告げました。
子供たちの安堵の声と後部座席を開けて「あった」と叫ぶ母親の声、苦笑しながら個人確認を行う父親。
日常によくある作業の一つでも、冥利に尽きる一瞬です。
依頼先のロードサービスアシスタント会社に作業の完了を車内から電話で報告。
先に帰路につこうとするお客さんは、乗り込む際にお礼を言い、また自動車を出して転回する際にまたお辞儀をして、駐車場を出る際に軽くクラクションを鳴らし謝意を告げて行きました。
帰路につく手前、自分ではどうすることもできないインロックは大きな壁であったことで、気持ちの中に障害を作っていたことでしょう。
何度も感謝を表すお客さんからそれは伝わりました。
2013.08.01
フォルクスワーゲンニュービートル鍵開け (熱海市)
車による当たり外れがあるなら、私にとってこの車は当たりの部類でしょう。
フォルクスワーゲンは時々鍵開け依頼が来ます。もちろん開けてます。
しかし車種によって開きにくかったりすることはありますね。
このニュービートルは台数もそれほど沢山走ってはないでしょうけど、時々あたります。
この辺が海沿いということもあるせいか、行楽客からの依頼が多いですね。
今回も熱海の有名な海の見えるホテル。ナンバーが都会ナンバーなので想像するまでもなく平日とはいえ行楽客でしょう。
いや、分からんぞ!実際私も今はハイエースの代車でヴィッツに乗ってます。
ハイエースといえば職人の代名詞、たとえスーパーGLだってハイエースなわけですから。
ましてや5ナンバーのコンパクトカーヴィッツ、営業には見えるかもしれませんが職人には見えないでしょう。
先日もブログに書きましたが当て逃げされてしまい、犯人も目処がつかないのですが修理にだしました。
やはり傷を残していると気持ちが荒みますし・・・まだ1年目なんですよ。
そんなヴィッツで開錠工具や取り換え用の錠前など良く使う物のみ積み込んで走ってました。
なんとかなるものですね。
小回り利くし、ガソリンエンジンながら燃費も良くてキーマシンさえ必要なければこれはこれで調子良いです。
次回の作業車はコンパクトカーも良いですね。
でも、お客さんには、現地で落ち会う際に電話で連絡を取るのですが「もしかしてヴィッツの方ですか?」って、まあまさかヴィッツでロードサービスが来るとは思わないみたいです。
ハクという意味ではハイエースはつぶしが効きますね。
もっとも時々看板を入れてないので、それを指摘されることはありますが、警察や裁判所の調査の時はむしろ看板は無い方が良いので。
さて現場で、遭遇したニュービートル、もちろん過去の経験で舐めてかかったりは不思議としないんです。
そのせいか、簡単に作業を終了できちゃうんですよね。
ニュービートルだけは、ワーゲンアウディ用の専用冶具で毎度簡単に開いてしまうのです。
もちろん今回も。
ディスクピンを押し上げてしまい、戻りを利用する道具なんですが、ゴルフとかはピックが必要な時が多いのに。
ましてやPOLOは小さいくせに結構時間掛っちゃうことも時々、パサートは嫌い(笑)。
今回も開錠方向に回せたので、ショットドライバーも不要、実質1分程度で作業は終了。
ヴィッツで来て簡単に作業を終わらせるとお客さんはどう見るのでしょうかね?しかも最近は蒸し暑いから半ズボンにサンダル履きですし。
着替えてたらそこで5分浪費しちゃうでしょうから、即出動の夏はこの格好です(失礼)。
明日にはハイエースの修理が完了するかな?