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2022.04.12

トヨタハイエース インロック開錠(富士宮市)

ハイエースのインロック作業自体はそんなに珍しくも無いのだが、いざナンバーを聞くと5ナンバーであった。
そうなると100系のワゴンかな?と思ったが年式は2017年。
情報をもう一度聞き直したのはいうまでもない。
2017年のハイエースだと4ナンバーか1ナンバーか3ナンバーだろ?
受付の聞き違いはたまにあるので気にしても始まらない。

現場に着いて驚いたことに入電情報に間違いは無かった。
確かに5ナンバーのナンバープレートに200系の3型かな?車体はスーパーGL。
お客さんに聞けば、よくぞ気づてくれたと言わんばかり。
まずは開けてくれ、そしたら室内見せるから。

作業時間は1分掛からず、集中ドアロックのお陰で全ドアが開錠されたので後部のスライドドアを開けると、後部座席の後ろに更に座席。
なんでも2人+3人+3人+2人の10人乗り登録らしい。
エンジンは2.8㍑のディーゼルなのでウチのと同じだ。
ワゴン改造した車両らしい。
これは羨ましい、内緒で定員オーバーで乗せちゃう気まずさもこれならないし、車検も2年毎。
ただオチがあり、自動車税が5万円を超える。
これはカッタルイなあ。
4ナンバー5人乗りで年間16000円と比べちゃうと。

2022.04.11

メルセデスベンツ SLK トランクインロック(沼津市)

夜8時過ぎての入電、しかもメルセデスベンツだ。
入電の情報では室内に鍵があるとのことだが、実はトランクインロック。
うわ~である。
ドアならばそんなに時間も掛からず開けられるだろうがトランクだと・・・過去の実績ではTurbodecoderで成功すれば5分だったが、LISHIの旧型ピックツールでは半日掛かった。
ベンツはドアを開けるとセンサーが入りオープナーが使えなくなる。従ってトランクシリンダーを直に開けないといけない構造になってる。
トランクのシリンダーは下向きに鍵穴が向いており、覗き込むことはほぼ無理。
作業性も最悪。

さあどうしたものか。

とりあえずTurbodecoderに頼ってみた。
感触は良くないので、あまり無理にテンション掛けてまでやりたくない。
破損してしまうと、破片がシリンダー内に残り部品交換してもらわないといけなくなる。
販売しておきながらちょっと自信の無い部分だ。
仕方がなくLISHIのピックツールでトランクシリンダーをピック。
テンションを掛けるとしなったテンションにピックが上手く入らない。
こりゃ半日かけてじっくりやるようかな。。。現在20時半、6時間掛ければ午前2時か。

そこでお客さんが「ドアを開ければエンジン掛かるかも」と言いだしたけど、今まで何台開錠してると思うんだい。
それができればこれまでの苦労はなんだったんだか。

否定はしたものの、お客さんを納得させるため、まずはドアを開錠することにした。
その後、もう一度Turbodecoderを使ってみよう。
やることやればお客さんも納得するだろう。
ドアもちょっと開けにくかったが、数分で開錠。
一か八かではないがお客さんがスターターボタンを押してみた。
バッテリー弱い?そっちに気が向いたが今から思えばエンジン内の圧縮が高かったのかも。
そして、エンジンに火が入った。

はあ?なんで??

お客さんが言うにはAMGチューンで室内の仕切りも撤去した様子。
リモコンキーの電波を完全に遮るにいたらないで済んだようだ。
まぐれでも奇跡でも偶然でも、結果的には良かった。

2022.04.10

移動の春 トヨタクラウンセキュリティ解除 (沼津市)

20年経過車のトヨタクラウン、何系というのか分かりませんがセキュリティ装置が標準化した頃の車両。
セキュリティ装置が作動しトランクが開かない、しかも鍵はトランク内。
引っ越しで社宅に来たところ、トランクに鍵を落として閉めてしまった・・・婦警さんでした。
この春の移動で転勤したばかりだったようだ。
セキュリティが発報すると解除しない限りトランクボタンが作動しなくなる。
解除は機械的にやるしかない。
理屈はそんなに難しく無く、自動車に鍵を持ってますよ!と教えてあげれば良い。
どうやって会話をするかといえば、鍵があればシリンダーが回せるだろうと機械は言う。
つまりは鍵を入れて2~3回施解錠をすれば良い。またはイグニッションをONにすれば鍵を持ってると認めてくれるのだが・・・鍵はトランクの中。
それならできることはバイパスさせるしかない。
シリンダーを飛ばしてシリンダーカムに付いてるロッドを上下に動かし施解錠したぞ!と嘯いてやれば信じてくれる。
しかし、そこまで行くにはドアの内装を外さなくてはいけないのだが。

シートベルトを挟んで傷つけたと思われる内装の破損。
後々クレームにされたくなくて作業前に写真を撮った。
実は過去にチンピラっぽいお客の車で、まさにこんな傷で後日イチャモンをつけてきた客がいた。
作業前には傷が無かったと言われたが、その時は作業前に写真など撮ってなかった。
その時は相手も分かって言いがかりをつけていたと思われ、無料でスペアキーをプレゼントさせられた。
信用問題だし、こちらもさっさと終わらせたかったけど、やっぱり腹立つなあ。

2022.04.07

マツダCX-3 インロック開錠(富士宮市)

富士宮市でCX-3のインロック開錠作業。
昨年末にアシスタント会社の地域担当と世間話でマツダのCX-3が開かなくなったと言われた。
事実関係は確認してないし、その後の現車でのフォローもしてない。
何年のモデルから変わったのか?
確かにBMWなどは鍵穴が深くなり、手持ちのテンションが掛からなくなったのもあるが、そんな感じなのだろうか?
とりあえず2020年登録だと思ったが、現場へビビりながら向かった。

とりあえず従来のやり方で鍵穴開錠。
この後のモデルなのか?

現場は情報が揃わないと疑心暗鬼になるなあ。

2022.04.06

鍵折れ(異物抜き作業) 函南町

今日も一日終わりかな・・・と言った時間帯、くつろいでいたところに入電。
ゴルフ場に併設したホテルでの鍵折れ。

ここのホテルとは弊社が開業時くらいからの付き合いになる。
経営者が変わったという話も聞いたが、ホテルに限らず施設で使う作業車の鍵の紛失、お客さんのブランドバッグの開錠など時々呼んでもらってる。
ホテルの客室にはMIWAロックのH248タイプのシリンダーがいまだに使われていて、トラブルが多いのでU9に全室交換の話もあったのだが、バブルも崩壊し景気も下向きだった時期でもあり見積りだけで終わってしまった。
その頃経営が変わると言われ、やがて改築するなんて話になってしまい立ち消えたが、まだしっかり従来のを使っている。
2年前くらいの台風の夜にも呼び出された記憶がある。

何回も同じトラブルが起きるので手順は覚えている・・・ようで結構忘れてしまってる。
ドアを開けて、シリンダーを外して、異物を取りだすまでは覚えているのだが、その先の取付で毎度ハマる。
シリンダーはMMなのだが、この錠は全部外さないとシリンダー取り外しができない。
写真の化粧座を外さなければならず、結構面倒くさいのだ。
普通の物であればドア横のフロントプレートを外せば済むのだが。

今回すっかり記憶から抜けてたのが、取りつけ後の試運転でキーをCLOSEに回しても回らない。
ホテル錠なのでOPENはキーでラッチを引っ込めることができるのだが、完全施錠したい時にデッドボルトを出すCLOSEにならないのだ。
万が一室内でお客が完全にCLOSEにしたら外から開けられない。
これではまずい。
そんなこんなで小一時間外したり付けたりしたのだが・・・CLOSEにならないのが正常。
鍵の先端でサムターンのポッチが押されるのだが、それでサムターンがブレーキになっているのだ。
マスターキーであれば先端加工がされていてこのポッチを回避している。
それに気が付かず・・・参った。
つまりは宿泊のお客にお渡されるキーでは写真に写ってるようにOPEN-CLOSEができないのだ。
それでも書いてあれば部屋を退室時にCLOSEに回したくなるだろう。だから折れるんだな。

フロントから預かったキー、確かマスターキーって言われた気がしたのだが、どうも客室キーだったようだ。
はあ~疲れた。

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